亀田家の謝罪会見はリアルタイムでは見れなかったのですが
ダイジェストで見ました。
長男の亀田興毅が亀田家として謝罪をしていましたね。
セコンドとしての「目をねらえ」「タマ打て」発言を実質認めたのだから
勇気の必要な会見だったと思います。
私としては、もうこの件はこれでおしまいにしてもらいたいと
思っています。
内藤選手も同じようなことを言っていましたが
今後は名誉挽回のファイトをみせて欲しいと思います。
亀田興毅の勇気をたたえる反面
なんだ!あの記者会見は!
「父親はなぜ同席しないのですか」
「反則を指示したのですか?」の連発。
「そこをはっきりしなくてはダメですよ!」
おまえは検事か!
マスコミの行きすぎたパフォーマンスには常々私なりの
意見を申し上げてきたが、世論の反感は亀田家より
あのレポーターに移っていることをマスコミは気づかなければならない。
言ったことは音声に残っていて公共の電波に乗ったのだから
事実なのである。本人が言い訳をしても事実なのである。
だから、視聴者は言ったか言ってないかに関心は既に無い。
おそらく視聴者の関心は亀田家がどうやって謝罪会見をするのか
の一点だったのだから。
渋滞で会見に遅刻したとき、いくらかの視聴者は
「けっ。これが亀田流か!」
と思ったに違いない。(少なくとも私なら思っただろう)
でも、その後ちゃんと謝罪をしたのだから
多くの視聴者はそれでほっと胸をなで下ろしたと思う。
私は亀田家の人となりを詳しく知らないから言うのかも知れないけど
今回の謝罪はテレビで見る限り、本気だったと思う。
マスコミはやりすぎだ。
スポーツマンシップをショーマンシップに変えた亀田家を
謝罪によってスポーツマンシップに戻そうとしているのに
またそれをショーマンシップに戻そうとしているマスコミ。
おそらくマスコミは、健全な世界タイトルマッチを放映するより
実は、くだらないショーマンシップに変わったボクシングを
放映できて、影でほくそ笑んでいるに違いないのだ。
明るいところでは亀田家を国民代表のつもりで攻撃し、
暗いところではヒールの亀田家を引き出そうとしているように
思えて仕方がない。
「(反則の)指示はしたんですね。」
に対する亀田の答えが
「はい。しました。」
だったとしたらマスコミはどう書くつもりだろうか。
「反則の指示をした亀田父は会見拒否!」
「ゴッドファーザー率いる悪の亀田シンジケートは以前からヒジ打ちの練習をしていた!」
「接近戦の極意はタマを狙うことだった。『タマタマ当たったんだよね~』」
ま、あること無いことこれぐらいは書かなければ質問した内容が生きないから
「亀田興毅。反則の指示を認める!」だけではおそらく終わらせないだろう。
スポーツを冒涜してうまいネタにしようとしているのは
亀田家ではなく、悪意のあるそれらマスコミの一部なのだ!
亀田父を悪の標的にして徹底的にマスコミが叩くなら
今後どんなことがあっても亀田父を視聴率稼ぎのために
登場させないというプライドと意地があるのだろうか。
亀田父は亀田プロダクションの社長に今後就任するだろうし
テレビ出演でタレントかコメンテーターで活躍される道は残されたが
才能ある息子達が今後生き残るためには
マスコミを拒否し露出を控え(無理なパフォーマンスも控え)
ボクシングの道を地味にまっすぐに進んでもらいたい。
そして日本人の誇りになってもらいたい。
一亀田ファンのワタシとしては、あなたたちが例えテレビに出なくなっても
影ながら応援するからね。