朝礼のネタを探すためにインターネットを探っていたら
今日9月5日はフレディ・マーキュリーの誕生日。
ワタシが一番好きなロックシンガーの一人だ。
8オクターブもの音域を歌いこなすという。
ワタシは彼の音域と言うより音圧というか
独特の声のパワーに常に魅了されていた。
1946年9月5日アフリカのザンジバル生まれ。
1991年11月24日エイズにより死亡
彼のことを語り出すと記事が終わらないので
詳細を語りませんが・・
先日も書いたようにフレディの死去は予測していたとはいえ
ものすごくショックだった。
当時小学館から出ていたFMレコパルという雑誌があり、
現在のようにインターネットも無い頃、これがワタシにとって
唯一の音楽情報を得る手段だった。
(ロック雑誌を買うほどロックに夢中でもなかった。)
そこで小さく載っていたのがフレディの記事。
フレディが自らのホモセクシャルを公表し、エイズ感染を公表した
と言う内容であった。
熱狂的なファンでなくともそのことはファンには既に知れ渡っていること
で、今さら何を・・・と言う感想だったが
その次の号でフレディの逝去が同じく小さく載っていた。
エイズ公表が11月23日。
翌24日にフレディ逝去。
レコパルの記事締切がちょうどそのタイミングだったのであろう。
死因とロック歌手であると言うことから当時はテレビのニュースでは
ほとんど取り上げられず、新聞の三面記事にちょこっと載る程度だった。
フレディがホモセクシャルで、エイズに感染している、もう長くはないという噂は
既に何年か前から耳に入っていたが
その後発表された実質の最後のアルバム「イニュエンドウ」を聴いても
フレディのボーカルには力がみなぎっていた。
ただMTVで流れたビデオクリップでは、フレディはだんだんやせこけ
顔色が悪くなっていくのが心配で心配でたまらなくなっていた。
ワタシがロックに傾倒したのはクイーンがきっかけだった。
もともと父親の影響でクラシックばかり聴いていたが
ソプラノ歌手モンセラット・カバリエが歌う「バルセロナ!」で
横のテノールともバリトンともつかない男性歌手に
すごく興味を抱いた。なんて素晴らしい声なんだと。
それがフレディであった。
FMのイギリス系ロック番組を聴くきっかけになり、エルトンジョン
ギルバート・オサリバンの詩情にはまる。
しばらくは音楽の興味がクラシックからポップやロックに変わった。
雑食のワタシはハロウィンを聴けばジャーマンメタルにハマリ
セックス・ピストルズを聴けばパンクにハマリ
ディーヴォを聴いてテクノにハマリ・・・
それでもクイーンとフレディは永遠のアイドルであった。
日本でファンが多いのもあの素晴らしい声とサウンド
哀愁漂うメロディと緻密な構成美が一体化になった結果だと思う。
そんなことを考えながら妄想に耽っていたら
あ。朝礼の時間だ。ネタが何もない(^^ゞ
フレディを熱弁することが出来ず
無難にいつもの通り代わり映えのしない朝礼を行った
煮え切らない建築士のたぶたでした。(ーー;)