一年に一度の大イベント

二級建築士設計製図試験対策講習会が開催されます。


受ける側ではなくて開催する側での講習会ですので

気合いと緊張感がみなぎります。


今年は9/1(土)、9/2(日)の二日間の開催。

準備に追われてとうとう前日から当日になりました。

そして・・・・



まだ準備をしています(笑)



前日に準備をするのはどうかと思いますが

今年は特に何かと忙しく、ここ2週間は3時間睡眠の日が

続いていました。ねむ。


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↑これ。効きます。

とりあえずこれで脳を勘違いさせてます。

「ヘイ ノー イマワ オヒルヨー マッピルマヨー」(宮崎吐夢風に)



オリジナルの模擬問題は4問。何とか完成したはずです。


今年の二級建築士の課題は


「住宅地に建つ喫茶店併用住宅(木造2階建)」


一見簡単なラッキー問題のようですが、今年は・・


要求図面が求められていません。


配置図・平面図・立面図・面積表はもちろん必要でしょうが


基礎伏図・床伏図・矩計図・仕上表・・・


もう1点が何かわからないというのはかなり受験生泣かせですね。




ここで二級建築士試験について簡単に説明しますと


まずは第1次試験として学科試験(5者選択式)を100問答えます。


学科試験は4つのジャンルに分かれており(計画・法規・構造・施工)


それぞれ25点満点ですが、各ジャンル毎に足きり点があります。


簡単に言えば1分野でも平均点以下があればその場で不合格です。


毎年の学科試験の合格率は大体30%強というところです。


その試験をクリアすると、今度は第2次試験(設計)があります。


あらかじめ発表された課題を4時間30分で設計製図するという


きわめて大変な試験であります。


実務で設計の助手等をやっている人は比較的簡単かも知れませんが


それ以外の方にはここが一番の難関になるようです。


学科のように記憶力勝負ではクリアできません。


だから、私たちはその合格を手助けできるようにお手伝いをします。


問題数をこなすのが一番の早道ですね。手は練習で早くなります。


あと、図面を早く仕上げるにはいろいろなコツがあるので


それをいろいろアドバイスします。


2次試験の合格率は60%弱ですので、


二級建築士の合格率は毎年25%前後を推移します。


(一級建築士はさらに合格率が低く10%を切ります。)



4年前までは一級の講習会もやっていたのですが、とにかく準備量が多く


我々メンバーの時間的余裕に限界を感じ今はやっていません(笑)



今年は我々建築士会青年委員会スタッフ24名で講習会を運営します。


講師の我々にとっても、試験勉強を毎年やっているようなもので、


いろいろ勉強になったりします。



この講習会の責任者になって3年目。


ワタシは今年は教壇には立ちませんが受講生をしっかりと見守ります。




ここで二級建築士設計製図試験を受ける方へメッセージ。



「試験は落ち着いてしっかりと問題を読むこと。」これに尽きます。


焦って作図を始めたり、エスキス(計画)をおろそかにして清書し始めたり


しませんように。



ま、わざわざここで書くほどのことでもありませんが(笑)



さて!講習会で眠らないようにあと2日間がんばります!