【フェチ】 fetishism

フェティシズム。性的愛好。

人間そのものではなくその一部分、またはその動作

に異常な執着をもち性的な興奮を覚えること。



現在はフェチも多様化され、性的興奮だけでなく

ゾクゾクとする心の高ぶりや、ビビッとくる状態(聖子状態)

もフェチの一種として捉えられ、

対象も人間だけでなく構造物や自然現象まで広がっている。



この傾向を本来のフェチ崇拝者はフェチではないと反論しているが

ノタペディア的にはどっちでも良く、このネタを書くために

広義に後者もフェチとして捉えることにする。



文例:

おれさぁ。夕焼けがたまんねーんだよな。あの赤と黄が混じった

って言うかさー。何とも言えないオレンジがオレのなんというか

さー。下半身にビビッとくんだよね。とにかくさー(以下略)



以上。ひさしぶりのノタペディアでした(・・;)



ワタシはいわゆる街フェチです。



特に好きなロケーションは

ひたすらまっすぐの道。

細くて入り組んだ街路。

軒がずらっと並んだ昔の面影がある街並。

人の通っていない荒れ果てた道路・線路。

車が走ると壊れそうなか弱い橋。

人に捨て去られた、荒廃した街。

荒れ果てたビル・工場(いわゆる廃墟)

古い看板、ケロヨン、エスエスのウサギ、サトウの象さん。


時間の流れを感じさせるものを見ると興奮を覚えます。


そして最近はまっているのが人間の英知の結晶「橋」です。


水没橋(欄干が無く大雨の時には完全に川の中に埋まる橋)

を地元で見つけ、知らずに車で走ってみたのは2年ほど前の雨の日。

川は水かさを増し、橋すれすれまで水位が上がってましたが

もう戻れないところまで来ていたので勇気を出して渡りました。

道幅は2mちょっと。長さにして100mあるかないかですが

かなりスリルがあり、渡った後は興奮冷めやらない想いがありました。


もう二度と車で渡りたいとは思いませんが、それ以来橋(それも小さい橋)

に興味を持ったのです。


その後、京都府八幡市に通称流れ橋と言われる木造の橋が

あるとの情報を知り、近くなので一度は行ってみたいと思いつつ

その夢はまだ実現していません。

http://www.city.yawata.kyoto.jp/contents/7d39080b3b120f1/7d39080b3b120f19.htm
(八幡市ホームページより)


そしてにわか橋マニアとしてはもう一つどうしても訪れたいと思っていたのが

静岡県島田市の蓬莱橋。


『箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川』


その大井川にかけられた世界で一番長い木造の歩道橋だそうです。
1879年(明治12年)に完成し、長さは897mもあるそうです。

http://www.city.shimada.shizuoka.jp/nourin/tochikairyou/houraibasi.jsp

(島田市ホームページより)


が!


先日の大雨で流されてしまったようです(T-T)


流されたと聞いてよけいに行きたくなると言うのがフェチの宿命。

復旧されるのでしょうか。


自然の偉大さと恐ろしさは、人間の英知の結晶でさえもいとも簡単に

消し去ってしまうのですね。