日曜日に三重県北部を震源とする地震により


私が住んでいる奈良県でも結構揺れた。


震度3。マンションの6階に住んでいるので揺れはすぐに感じる。


幸い、奈良盆地の地盤は堅固で層が厚く、地震には強いとされている。


もちろん活断層があるので直下型が来れば被害は免れないが。


その日は朝から市長選の応援に出向き、家に帰って家族で昼食を食べていたときであった。


「うあ!」


3歳の長男が思わずママにしがみつく。


ママはぐっすり眠っていた次男を気遣いながら長男を抱きかかえる。


ワタシは・・・・呆然とし周りを見渡すばかりであった(ーー;)


こういうときに全く頼りにならないパパであることを恥じながら


揺れがおさまったのを確認し、テレビを点けた。


震源地は三重県亀山市付近。現地は震度5強との速報。


国内で地震が起きると(特に近くでは)ホットラインで呼び出され


災害支援のボランティアに出ることになっている。


建築士のボランティアとは被災建築物の応急危険度判定業務である。


被災した建築物がその後倒壊するおそれがないかチェックし赤・黄・青の紙を貼る業務で既にニュース等でご覧になった方も多いと思う。


今のところ出動要請がないが、職能を役立たせ人のためになることは


ワタシにとって誇りとなる使命である。


・・・・・かっこよく出過ぎましたね(笑)


でも実際は、ただただ呆然としていた

ダメオトコなんです(ーー;)


ガス栓を閉めろだとか、玄関ドアをまず開けに行けだとか、いろいろするべきことがあるのですが、実際は驚きのあまり動けません・・


震度3でこれだから、直下型で大きな揺れが来るともっと無理でしょうね。。


人の前に自分と家族を守ることを考えないといけないようです(ーー;)




揺れがおさまってしばらく経ってから


ワタシのあまりのふがいなさに、ママにきっつい嫌みを言われました。


「パパの固定した家具倒れなくて良かったね。」


はい。確かにそれだけです。役に立ちそうなのは・・(T-T)