クラシックネタ。建築ネタはいつの事やら(笑)


仕事で社用車乗っているときはたいていNHKFM聴いてます。

(気分転換したいときはαステーションKYOTOですが)


朝の番組に、吉田秀和さんのクラシック番組があるのですが

そこに出てきたモーツァルトのトルコ行進曲が気になって仕方ないのです。


トルコ出身のピアニスト ファジル・サイの弾いたロンド。(放送では3楽章だけ流した)


かっけーーーーーーー♪  (きゃーーーー)


すごい疾走感と現代的な響き。テンポは揺らいでいるけど一昔前のジャズ風というわけでもない。

グルダのモーツァルトもかっこいいと思ったけど、こんなトルコ行進曲聴いたことありません。

ほんとにかっこいい。


モーツァルトのトルコ行進曲(正式にはピアノソナタ第11番K331の第3楽章ロンド 通称 alla turka)

は当時彼が作曲していたオペラ「後宮からの誘拐」の影響でトルコの異国情緒に影響されて

ピアノソナタの題材にしたと言われています。第1楽章からして伝統的なソナタ形式じゃなく変奏曲に

なっているなどかなりの異色作ですが、なんと言ってもトルコ軍隊のリズムを模倣した第3楽章が

トルコ行進曲として有名なのである。


んで、普通トルコ風と言えば「ウンタカタッタ。ウンタカタッタ」と言ったひなびたリズムが特徴である。


しかし、トルコ出身のサイの解釈はそうではなかった。

戦車のように重くもなく、機械のように精密でもないけれどほのぼのした退廃的なリズムはそこには無い。

・・・・・

これ以上ボキャブラリーがないので書けない(自爆)


どちらにしてもこんなかっこいいトルコ行進曲を聴いたことがないので

会社に帰って早速HMVでお買いあげありがとうございます。1800円でございます(笑)


しかし、ラジオって素晴らしい。こんな出会いが楽しいからいくら眠くても車でクラシック番組を聴くのである。


もし、サイのこの演奏聴かれた方、感想を教えてくだサイ。