2回続けてクラシックネタですがお許しを。。


ショパンのピアノ作品は最近のお気に入りです。

ノクターンやマズルカは、アイディアに行き詰まったときイマジネーションを呼び起こす

ような気がするので、たいていプレイヤーの横に置いています。


(逆にエチュードやワルツ集、バラードなどは聴き入るから集中力が散逸して

だめなんだよね~)


王道ですが、英雄ポロネーズは好きな曲です。

たいてい仕事の合間、もう一度集中力を喚起したいときにペンを置いて(あ、マウスか)

聴きます。だから飽きないように何種類か集めてしまいました。


たいていはポリーニかアルゲリッチ、ちょっとハイになりたいときはホロヴィッツを

聴くことが多いのですが、昨日は珍しくシフラのCDをかけてみました。


ジョルジュ・シフラとショパン。。。

シフラってリスト弾きで有名だからどんな本にもリストの演奏しか述べられていないけど

ショパンは意外と得意にしていたらしいですが、あまり聴くことはありませんでした。


「じゃん!じゃじゃじゃじゃじゃん~♪」(わかんねーよな)


出だしから音がおかしい。ミスタッチというか変な和音がいっぱい聞こえてきます。

曲はシフラのペースでどんどん進んでいきます。。。

気になって気になって全然リフレッシュできません(ーー;)


何というか、こんなに弾きにくそうな英雄はあまりお耳にかかれないと思いますが

これも彼の個性でミスタッチも気にせず重戦車のごとくどんどん進んでいきます。


圧巻はトリオ。例の左手オクターブの部分はスピードを倍ぐらいに上げて

「ダダダダ ダダダダ ダダダダ ダダダダ」(わかんねーだろな)

途中でおててが疲れてかわいそう。もう少しだよ。がんばれ。


そして何とか最後までたどり着きます。その後ガッツポーズが見えました。

私にははっきりと。(CDなんですが)


彼は超絶技巧の持ち主です。リストの難曲や自作の練習曲を胸のすくような演奏で

聴かせてくれます。


彼のショパンはオモシロイ!ヘタウマと言ったら失礼ですがおそらくコンクールだったら

落選みたいな演奏です。でも人を惹きつける何かがあります。


僕も仕事はヘタウマ路線で行こうかな。(どうせ下手なんだし)


同じCDにはエチュードop10と25が入っていました。

これもびっくりショパンで、おかげでそれが流れている間全く仕事にならんかった。

10-4。すごいです。最初からものすごく早いのにそれでもアッチェランド入ります。

途中から聴いたらショパンじゃないね。これは(笑)


いや、熱く語ってしまいました。本職の建築話でもこんなに熱く語らないのに(笑)

長文失礼しました。


(ピアノ経験無しの建築士がえらそうに書いてすんません)