私たちは、現実で起こったことに原因を探す。
そして、起きた意味を見出だそうとする。
彼氏から別れを告げられたという現実がある。
しかし、その現実に対して、
彼氏と別れたかった人と
彼氏と別れたくなかった人とでは、
その現実の感じ方が違う。
起きた現実に意味を見出すならば、
自分の行動や努力の程度ではなく、
まず、その現実を自分はどう受け止めたのか、
どう感じたのかをみてあげよう。
現実に対して、嫌だなと感じてしまったら、
「私は、この辛い現実を
どこかで望んではいなかっただろうか？」
と考えてみよう。
いつか別れるんじゃないか。
いつか嫌われるんじゃないか。
いつか捨てられるんじゃないか。
そんな風に思いながら、
私自身が私に呪いをかけていなかっただろうか？と。
もし、そこで何か気づいたことがあれば、
その自分の気持ちを、
うまく聞き出してあげよう。
嫉妬なんてしちゃダメだ。
そんな女性嫌われちゃう。私ダメな女性。
束縛なんてしちゃダメだ。
彼が離れていっちゃう。私ダメな人間。
こうやって、
もしかしたら、
ダメな自分を見つけるかもしれない。
でも、どんな自分も、
ここにいることを感じてあげよう。
嫉妬しちゃいけないのに、嫉妬してしまった自分がいる
束縛しちゃいけないのに、束縛してしまった自分がいる。
でも、
「私は彼に私だけを見て欲しかったの。」
こんな健気な自分の姿が見えてきたなら、
そんなあなたが進む道は、
健気な自分に合った方向へと向かい出すはずです。
