打倒JT!!で乗り込んだ氷見ッス。
今日のブレイザーズは気合いが入ってました。
さっそく、試合内容でございます。
第1セット。
スタートに北島を起用した堺。
その北島がサーブで早速活躍してくれました。
序盤から北島のジャンプサーブでJTのレシーブ陣を崩し、
一気に4点差をつけて、JTタイムアウト。
その後も、石島、北島、増野が安定したレシーブで終盤。
最後はJPのブロックが出て同点から抜け出し1セット奪取。
第2セット。
JTは調子の上がらないパンテレイに代え、加藤を投入。
天皇杯ではこれで一気に流れが変わったので要注意です。
しかし、最近不調だった(?)伊藤様のサーブも今日は効果的に入り、
JPも要所で良いサーブを決めたり、サワさんのフローターはJTのレシーブを崩し、
単調になったJTの攻撃を堺はよくブロックしてました。
また、北島がこのセットもサーブ・ブロック・スパイクで奮闘。
JTは流れを変えようと、内富・丹山を投入するも、流れを作るには至らず
堺は、ワンタッチを取った後の切り替えしで、北島が高い決定率でスパイクを決め、
最終的には25-13の大量リードで第2セットを奪取。
第3セット。
2セットリードされたJTは、序盤からパンテレイの攻撃、
またサイドがうまくフェイントを混ぜJTペースで試合は中盤へ。
澤畠さんのサーブが本当に良くて(ラッキーボーイとの噂…笑)、
ノータッチエースが決まってから、一気に流れが変わります。
(確か、14-16だったはず。)
その後、JT側に態度の件でチームへ警告が与えられ、
勢いに乗った堺が一気に試合をひっくり返し、16-25で堺がストレート勝ち。
正直、JTは試合を投げたのでは…というくらい
気持ちを取り戻せずに終わっていきました。
以下、試合全体の感想です。
全体を通して、JTは、JPに対してよく分析ができているなぁと思いました。
苦しい場面で1枚ブロックでシャットアウトされる面もあったし、
想定内とはいえ、ちょっとドキッとしました。
JTは珍しくレシーブ陣が乱れていて、本来なら前田選手がトスを散らして、
攻撃を読ませないはずなのですが、センター線の本数は少なく、
サイドに苦しいトスを上げる形が多くなり、堺がしっかりブロックにひっかけた印象です。
あと、パンテレイ、直弘の調子がイマイチだったような気がしました。
今日はタケシが本当に大活躍で、凄い気合いでした。
MIPはタケシだったんですが、「熱い男北島」の称号をもらってました。
ゴッツよりすごかったぞ!
そんなチームの状況を見てか、ゴッツも自分が決めると、
1番最初に抱きつきに行くのがタケシ。(ちょうど良いところにいるからか!?)
ゴッツは調子が悪いとはいえ悪いなりのプレーができるから凄いと思います。
第3セットはゴッツ苦しいところで、流れを切らさず良く決めてくれました。
金井くんは、調子の良い時や、流れが出てきた時に、
センター線を効果的に使って攻撃のパターンを多くしてました。
あと、感動したのがJPのセンターへの移動攻撃。凄かった~。度肝でした!
この試合、本当に澤畠さんがラッキーボーイでした。ウフッ。
そして、伊藤様も久しぶりにミスの少ないサーブでした。ウフッ。
増野さんは相変わらず、カフェコーチといちゃついてました…じゃなくて、
ベンチから絶叫してました。ホント大きなリベロです!
そして最後に珍事件を。
試合開始後、スターターのコール…JTが終わってブレイザーズの番…ん?
始まらない…なぜ?と思ったら、この方達、サインボール控え室に忘れてやんのー(笑)
公式練習が終わった時、桃ちゃんが猛ダッシュで走っていったんですよ。
そして、JTのコールが終わって、しばし…
桃ちゃん、サインボール入りの袋両手に帰ってきたーーー!!!
まぁそんなことがありました。
あと、エンジのジャケットを着た方。(おそらく協会のエライさん。)
JTの警告について、分かりやすく説明してくれたんですけど、
その説明も非常に細かく分かりやすかったうえに、最後にJTに対して、
「ということで、おわかりいただけましたか?」
なーんて言うから、笑っちゃいました。グッジョブでした。しかし、一体あなたナニモノ!?
ブレイザーズにとっては、大事な大事な試合になったけども、
ストレート勝ちをすることができて、また自分達のバレーを取り戻してくれたんじゃないかと
思える試合でした。試合後もみんな笑顔でとっても嬉しそうでした。
久しぶりにスッキリした試合でしたv