体感で感じる空気の爽やかさは
実は自分の感覚を尺度にした相対的なものです。
花粉やPM2.5の粒子までもが
肌に当たるのが感じられて
なんてよどんだ気持ち悪い重い空気なんだろうかと
思い悩だりします。
しかし優れた治療を受けた後では
そういった不快感が
嘘のように消えていってしまいます。
そんな時
人は自分の感覚の中で
生きている事に気付きます。
人の苛立ちや怒りが気になる時も
それは自分を中心とした尺度から
ある人の側面を見たに過ぎません。
ストレスもまた相対的なものなのです。
病因が相対的であるならば
病気もまた相対的なものであるとしか
いいようがありません。
人の世は物の道理
エントロピーの法則の中で
形あるものはいつかは壊れ
一切皆苦かもしれません。
しかし、人の世の理を知った上で
意識の転換をするだけで
私達はとらわれのない至福に
入る事ができるのかもしれません。