秋口に急に冷え性になる人がいます。
冗談で変温動物かしらなんて言ってる人もいるくらいです。
実は、寒くなるとヘルペス科のウィルスの問題が増える事に
関連するケースも少なくありません。
手足が冷たい人の多くが
動脈問題です。
実際に動脈を触診して
引き伸ばすと緊張している事がわかります。
しかし、メカニカルリンクのように
動脈の中で一番硬い部位を探して
リコイルしても
冷え性にはあまり効果があるように思えません。
手足全域の動脈が緊張する真の原因が
取れていないからです。
秋の手足の冷えに多く見られる
動脈を緊張させる
原因のNo.１は
ヘルペスウィルスです。
このウィルスは死なないので
大変です。
帯状疱疹も秋口発症が多くなるように
ヘルペス科のウィルスは秋に活発化します。
手足が氷のように冷たかったNさんは
ヘルペスで干渉させた動脈の治療で
治療開始して１分もたたない間に私の手より温かくなりました。
ポールショフールととエリックプラット双方のメカニカルリンクの動脈のセミナーを
かつて受けましたが
すばらしいセミナーでした。
動脈を肌の上から触診するという発想も驚きであり、
感動的でした。
リコイルは素晴らしい治療法ですが
動脈を治療する手段として
リコイルだけにこだわってしまったら
スティルの精神に反します。
実は、ワンストロークドレナージュでも
動脈の治療はできますし、
アレルセラピーでは全く次元を異にする動脈治療ができるのです。
今日、京都の松村さんが
夜に治療に来ました。
ヘルペスウィルス系冷え性と確信して治療しましたが
さほど変化が見えませんでした。
うーん。奥が深いです。