ドキドキプリキュアのミュージカルを見ました
ラブリンク 吉田仁美 2013年 プリキュアのミュージカルを見てきました。 今日はドキドキプリキュア最終回が 放送されました。 出演者全員が 全身を包む 着ぐるみを着ています。 顔は動かなくて 表情が固定されています。 着ぐるみでは 繊細な表現はできません。 その状態でも 体の動きで うまく感情を表現します。 着ぐるみでは周囲が 見えにくいと思いますが、 位置やタイミングを 正確に合わせて演じます。 子供はそこまでは理解していないし、 大人は内容に興味がなく 子供に付き合って 見に来ています。 このミュージカルの完成度の高さは なかなか理解されないでしょう。 休憩時間を除き1時間20分。 ミスなく完璧にショーを演じます。 最もよくできていたのは変身シーンで、 わずか2秒くらいで変身します。 そして、照明との組み合わせがうまくて、 変身が3回もあったのに 観客には衣装の変え方がわかりません。 3回目が特に見事で、5人のプリキュアの前を大きなボードが通り過ぎて プリキュアの姿がボードの向こうに隠れた一瞬に 変身が完了し、このときは関心がない大人もみんな驚いて 会場全体がどよめきました。 表現が制約されてしまう着ぐるみを着ながら、 体をいっぱいに使って喜び驚き悲しみ、希望も不安もすべて見せ、 音響・照明・舞台装置も正確に一体化したミュージカル。 次期シリーズもまた素敵な作品を見せてくれるでしょう。 ありがとうございました。