「毎日写真」 鷹野隆大

 

 

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写真は誰が撮っても同じにならないどころか、機械的正確さでその人の思考を写してしまう。

しかも直感的、反射的に表現できる分、より無防備な思考(嗜好)が現れる。

さらに言うなら、写真を学んでいる学生より素人の方が、人柄がはっきり見えることが多い。

うまくなるにつれ、大切なことを忘れてしまうようだ。

素直に撮り続けるのは難しい。

--- 本文より引用

 

 

 

写真家が書いた文章を読むのが好きです。

これまで星野道夫、蜷川実花、高砂淳二…

いろいろと見てきましたがこの方も独自の視点で語られていました。

 

 

 

写真を撮るのが好きなのはみんな同じだけど

そこに込めている思いや感じることは人それぞれ。

 

 

 

さきほど引用した部分は本当にそうだなーと思う部分。

うまくなるにつれ、上手に撮ることを意識して、らしさを失くしたり、好きなものを撮らなくなったり。

 

 

 

 

 

けどね、最近思うのはこれも一回りしてまた「好き」という原点に戻ってくるんじゃないかって!

 

 

 

まさに今の私がそうで…

写真って設定を変えたら色だって変えられるし、雨の日だって明るく撮れる。

けど明るいとか色がキレイとかそんなぱっと見がいい写真ばかりを撮りたいわけじゃない。

 

 

 

自分がいいいな、と思った瞬間を切り取りたいっていうのが強い。

そういうのを忘れてなんとなくSNSにアップしていた…

みたいな時期も正直あったけれど、また好きに戻ってきたなあと。

 

 

 

こういう現象はデジタルだからこそ余計におこるのかもしれない。

何枚でも撮れるし、編集もできてしまう世界だからこそ、枚数だけを重ねてしまうのかもしれないね。

 

 

 

フィルム時代に写真を撮っている世代の人達はまた思いが違うのかな…

 

 

 

色んな可能性を秘めている写真。

また好きな本が増えました。

 

 

 



 
 

 

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旅の途中感じたことを中心に綴っています♡

写真もたくさん載せていますのでぜひぜひ遊びにきてくださいね^^