これはもう鉄板ですが、おすすめの旅本♡その5は沢木耕太郎さんです。
でもね、私の一押しはあの有名な深夜特急ではなく笑、
その後出版された『旅する力』と『一号線を北上せよ』なんです。笑
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深夜特急〈1〉香港・マカオ (新潮文庫)
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『深夜特急』は私が書かなくてもかなり有名ですよね^^
映画化もされていますし、バックパッカーはこの旅の仕方に憧れを持ったのでは??
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旅する力―深夜特急ノート (新潮文庫)
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『旅する力』はね、簡単に言うと深夜特急の裏話的な要素が含まれています。
沢木さんが旅に出るまでのことや、その後のこと。
深夜特急が発売されるまでのこと、旅のこと、執筆のこと。
沢木さんのことがぎゅっと詰め込まれてる感じです。
一番共感したのは、移動の話。
移動するときに沢木さんはほとんど昼間に移動したらしいのですが、ある区間では深夜に移動したらしいんですね。
するとそこだけ途切れている感覚がある、みたいなことが書かれていました。
要するに昼間に移動すると景色が見えますよね。
でも深夜に移動すると暗くて景色が見えない。
今までつながっていたものが、そこだけ途切れている感覚になった、確かそのようなことを書かれていました。
これね、めっちゃわかる!!って思ったんです。
私も南米で長距離移動をした時、飛行機、バスに乗るときは日中を選んでいました。
理由は単純で夜移動するのは怖かったからです。
でも実際昼間に移動するとかなりローカルな場所も通りますし、そこに住む人たちや街並みも見えるので、自分が移動しているのが
点と点ではなくって、線で結ばれている感覚になります。
でも一度ボリビアから夜行列車に乗ったのですが、外は真っ暗。
何も見えない景色はそこだけ未だにどんな場所を通ったのかわかりません。
経験値としてはあがった気がしますし、それはそれでよかったのだけれど、
そこだけ途切れている感覚っていうのはとっても共感できました。
深夜特急に関係なく、読み物としてとっても面白いのでかなりおすすめの一冊です。
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一号線を北上せよ<ヴェトナム街道編> (講談社文庫)
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『一号線を北上せよ』 これもおもしろい!!
この本も旅の本ですが、私はベトナムにめっちゃ行きたくなりました。
たまたまテレビ番組 水曜どうでしょうのベトナムを見たからか笑!?、ちょうど行きたい気持ちになり、
どうしてだかベトナムの話がとても印象に残っています。
今読んだらもっと違う話に目がいくかもしれませんね^^
これは私の場合ですが、
旅の本って有名どころだけ読んでて、それ以外読んでいなかったりしませんか?
私の場合は結構そうだったかもしれません。
よほど大好きな作家さん意外は、その方の本でも有名どころだけ読んでいたり。。。
でも読書好きな方はそうだと思いますが、それ以外にも面白いものはたくさんありますし、
むしろそれ以外が面白かったりする。
その作家の入りとしてはもちろん良いのですが、やっぱりもったいない!!
図書館とか本屋さんに寄ったら一度パラパラめくってどんな感じか見てほしいなあなんて思います。
私はそれをよくするのですが。。。
結果、あるワードが気になって目に留まり→買ってしっかり読む→ハマる
ってことが良くあります^^
ぜひぜひみなさんもいつもとは違う一冊を選んでみてください。
意外な発見がきっとあるはず★
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