仕事を辞めて半年がたちました。
びっくりしたのは
家の中にずっといても結構平気なこと。
わたし、SNSを見ている友人から何度も
まだ外国にいるの??
と、聞かれたので、
instagramでは誤解を与えていたと、
かなりびっくりしたのですが、
実際はほとんど家にいます。
気が付いたのですが、仕事をしていると
ストレスなどのフィルターがかかってしまうのか、
自分が本当にしたいことや
何が好きかが、
たま〜にわからなくなっていました。
もともとわたしの好きなことは、
旅
カメラ・写真
読書
日記など書くこと
これにつきると思っていたのですが
それでも、
旅は、現実逃避がしたくて、どこかに行きたいって思うのかな??
写真は、旅行が好きだから、好きなのかな?
と、気持ちを混同させてしまい、
イマイチよくわからなくなっていました。。。
でも、ひたすら自分にしか目を向けない状態が続くと、
嫌なことは一切しなくなります。
すると、そんな中残ったことも、
さっきあげた四つの
旅
カメラ
読書
日記など書くこと
だったんです。
本当にこの繰り返し。
現実逃避なんかじゃなく
純粋に旅が好き。
写真を撮ることは、旅に関係なく好き。
それはたとえキレイな写真、うまく撮れたものじゃなくても、
撮ること自体が好きだなって思いました。
そして読書。
これも、ここ数年かなりジャンルが偏っていたのですが
そんなことはないことに気が付きました。
そして、ブログもそうですが、やっぱり書くことが好き。
特に手帳や日記にそのとき思ったことを書くことは、自分のストレス発散にもつながりますし、気持ちの整理にも役立つと再確認しました。
ここ数年、いろんな悩み事に頭が支配されて
自己啓発本やスピリチュアル本、
または、もともと好きな旅関係の本ばかり読んでいたのですが、
これを機に一度離れて
ずっと読みたくても読んでいなかった小説を読み始めました。
そもそも読書が好きになったきっかけは、
中学生の時の先生がおすすめしてくれた、森絵都の小説。
その後、、唯川恵、村山由佳、島本理正が好きになり、
女性の作家さんの本ばかり読んでいたのですが、
ここ数年はまったく手に取っていませんでした。。。
不思議なことに、わたしが学生の時にはまった
島本理生・ナラタージュが映画化されたのか、最近は本屋さんでよく見かけ、
先生におすすめされ大好きだった森絵都のDIVEも、本屋さんに並んでいます。
そういったものが並んでいるのを見る度、
とにかく懐かしい気持ちでいっぱいになり、
また小説を読もうという気持ちになりました。
そんな中最初に読んだ
遠藤周作「深い河」
遠藤周作は近代文学に入るのでしょうか?
難しいかなって思いながら読み始めたものの、
かなり好きになりました。(今のところ今年読んだ中でナンバー1のおもしろさ)
それから自然と小説を読むペースも早くなり、
今は週1で図書館に通っています。
思えば図書館も長く行っていなくて、
一度離れると存在を忘れる、
というより、行くのが面倒になっていました。
でもなんにも制約がない暮らしをすることになり、
あらためて自分が好きなことがはっきりした気がします。
テレビも家にはあるのですが、
一人でいるときは全然つけないので、
朝はまっている韓国ドラマ以外は、ほとんど見ていません。
もともとあまりテレビは見ないのですが
辞めたらテレビくらい見るのかなあと思っていましたが
むしろ逆で、もっと見なくなりました。
家にいる時間は長くなったのに不思議です。
そんなわけで
半年休んだのと、当初自分が考えていたとおり、
7月まではなーーんにもしない!
という決め事も実行できたので
八月からは切り替えます!
この半年で
自分の内面のいろんなことが知れました。
趣味もそうですが、
体のことも。
健康でこんなに休むなんて、
きっともうなかなかないだろうから、
とても貴重な時間でした。
今年後半がどんな感じになるのかまったくつかめませんが、
せっかく休んで自分の気持ちとも向き合えたので、
やりたいことをやろうと思います。
すでに就活を進めてますが、、、
現実は厳しい。泣
ひるむことなく、がんばろう!!!
