仕事を辞めて二週間ほど経ったのですが、この間ストンと自分に落ちてきた言葉がありました

以前勤めていた会社の上司に言われた言葉なのですが、そのときも、『確かにそうだなあ』なんて思っていたのですが、振り返ると、私は何もわかっていませんでした



以前の職場でちょっと色々あったときがあり、みんなで話しあいをしたんですね。
私、情けないのですが、悔しい気持ちや色んな気持ちが溢れだしてしまい、上司たち三人を前にして号泣してしまったんです

それでその日退社したあと、あらためて上司と二人でお茶をしながら話したときに、
『そんな気持ちもそうだし、
人と人がぶつかっていろんな感情がでてくるのも、
人と人との関わりがあるからでしょう?
それがなかったら、全然おもろくないと思わない?
それならどっかの山奥に一人で住んだらいいわけやん、でも、そうは思わないでしょ?』
私、このとき結構疲弊していて、
『そうですね、確かにそうですね。』
なんていいながら、心の片隅では
“私は心穏やかに暮らしたいんや。こんな泣きたくもないし、悔しい思いもしたくないし、むかつきたくもない!”
なんて思ったんです。
でもね、今仕事を辞めて毎日関わるのはのは家族、あとはせいぜいお店の店員さんや仲の良い気の知れた友達くらい。
とにかく平和なんです。
トラブルなんてないし、とにかく穏やか

私が望んでいた世界なんです

でもね、逆に言ったら、人と人との間でしか生まれない感情は芽生えないわけで。
それって負の感情だけじゃなく、喜怒哀楽とも言いますが、いろいろな感情があるわけで。
そういう喜の感情もないなあと。
そう思ったのは、先日あるイベントがあってはじめましての人も含めて7人で集まったんですね。
いやー今日は刺激になったなあ♡
なんて帰り道思いながらふと月を見て
“なんでこの感情久しぶりなんだろう??”
って思ったんですね。
友達とだって会っていたし、山奥に一人で暮らしているわけでもないのに。
そっか、これだなって。
前に上司に言われた言葉ってこれだったんだって。
やーっと自分の中にストンと落ちて。
頭だけでわかってる言葉なんてたぶん何千個何万個ってあって、どれだけの言葉を自分の中に落とし込めているんだろう。
人に話すとき、押しつけがましく自分の気持ちをぶつけたところで相手に伝わらないことなんて、わかってたはずなのに
精一杯伝えてくれた言葉でも、私はきちんと受け止めていなかったのか。
きっと世の中そんなことだらけ。
でも気づいたから、それいいのかなぁって。
きっと今感謝しているこの気持ちは上司にも伝わってるだろう。
そんなわけでちょうどよいタイミング

来週その言葉をくれた上司に退職の挨拶をしに行ってきます。行き先は東京
そんな言葉を残してくれた上司も昨年11月に異動になってしまい、直接挨拶できなかったので、来週行くことにしました




会ったら思ったことを話してみよう!









きっとそうかあって笑ってくれるに違いない
