デリーで出会った一人の青年


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『女性一人で歩くなんて危ないよ!』


後ろからいきなり声をかけられたけど、


私から見るとあなたこそ、怪しい!


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少し距離を置きながら


でも、興味があるのも本音




探り探り、大丈夫かな?と思いつつも


話しながら連れて行ってくれた紅茶屋さんはとても素敵なお店だった


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連れて行ってもらっても、お金は払わないよと


なんども


なんども


確認したが


帰りの駅に着いた時



『靴が古くなったから靴を買って!』



あまりにも普通に言うので


拍子抜けしたけど、その反面やっぱり!と思ったのも正直な気持ち




靴は買えないけどその代わりにと、ブルーのペンをあげた


Made in Japanかどうか、なんども確かめて


とっても嬉しそうに受け取った


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なんだか騙されたような、でもお礼がしたい気持ちもあったような


そんな気持ちだったけど


この人ならと思ったのは




紅茶屋さんから駅までのリキシャの中


遠くに見えた彼の友だちに


大声で名前を呼んで手を振っていた姿が


とっても純真で


かわいい青年にうつったからだと思う