今年も4月8日を迎えました。
岡田有希子ちゃんが亡くなって38年。私がこのブログを始めて丸3年となります。
有希子ちゃんのあまりにも若すぎる死を決して忘れてはならないのは言うまでもありません。
一方で有希子ちゃんのことについて、残念ながら誤解されていることや、あり得ない噂話などが未だに付いて回っているのも現実としてあります。
まず何より、有希子ちゃんの直接的な死因が飛び降り自殺であるということが既成事実となっていることが非常に残念ですし納得がいきません。
数時間前に自殺未遂をしたからといって、自責の念にかられて大木戸ビルから飛び降りたとはどうしても考えられないです。
そもそも、自宅マンションでの自殺未遂についても本当に死にたくて自らを傷つけたのでしょうか?
確かに当時の有希子ちゃんは過重労働の状態であり、過労死ラインはとうに超えていたでしょう。
しかし、有希子ちゃんは堀越高校卒業後にチャレンジしたいことなどについて、雑誌の取材で意欲的に話してしたことから、少なくとも将来に希望を持っていたはずです。
また、よく言われている峰岸徹さんとの失恋によるショックについて、仮にもしそうだとしても、死を意識するほど絶望していたとは考えにくいです。
ではなぜ自殺未遂をしたか。それは死にたいからではなく、むしろ生きたいから。今置かれている辛く苦しい状況、ポスト松田聖子という重荷を背負わされ、押し潰されそうになっている状況から助けを求めていたからではないでしょうか。
有希子ちゃんはどんなに苦しくとも口には出さない性格ですが、メンタルがかなり追い込まれていたと思います。自らを傷つけることで、周りの人に自分の苦しみや辛さ、切なさなどわかってほしかった。SOSのサインだったのです。
有希子ちゃんの手首の傷は比較的浅く、また、ガスの栓も全開までひねってはいなかったと聞きます。発見されたとき有希子ちゃんはうずくまったまま泣いていたことから、怖くなって動けなくなった、どうしたらいいかわからなくなったと考えられます。
大木戸ビルから落ちたことについても、以前の記事で述べたようにサンミュージック側の言い分があまりに不自然であり信用できません。
スタッフが目を離した隙に、という話も疑わしく、本当は有希子ちゃんが窓から誤って転落するところを見ていたのではないかと考えます。
一度自殺未遂をしたことや事件性が認められなかったことから自殺で処理されてしまったところが非常に残念ですが、警察には法医学の観点など多角的に検証してほしかったです。
今さら有希子ちゃんの死因が覆ることはありませんが、少なくとも声を上げ続けていくことは大事だと思っています。
有希子ちゃんへの誤ったイメージを少しでも払拭し、名誉を取り戻したい。そう思っているファンは私だけではないはずです。
有希子ちゃんの命日とあって久々の長文となりました。4年目のブログ執筆頑張ります。