先日1000万人が新型インフルエンザに感染したと書きましたが、実にその半数は子供だそうです。


しかも小、中学生の約半分が既に新型インフルエンザの感染したそうです。


11月時点として考えると、これは異常数字です。


通常季節風のインフルエンザのピークは、1~3月です。

今回も同じだと想像できます。


しかも、新型と季節風の両方がピークとなる可能性もあります。


まだまだ安心出来ません。


「北海道では既に沈静化」と言っています。

が、これは前にも言いました通り、雪(か雨)の関係です。


雪による湿度の高さで、インフルエンザウィルスは弱体化します。

でも、北海道でもまだまだ予断は許さないと思われます。


多くの子供が感染している理由は明確にはわかりません。

考えられる事は2点です。


1.大人以上に集団生活が余儀なくされる点

2.大人には、かつてのソ連型がH1N1のA型だった為、免疫があるのでは・・・。


1の場合、接触感染の可能性が高まります。

ただ、子供は必ず家族があり、家族がかかっていないケースも多い。

しかし、家には加湿器などで湿度が高まっている事も考えられる。


2は、少し安心できます。

90歳以上のかたは、スペイン風邪の抗体があると言われています。

が、ソ連型の抗体も持っている可能性もあります。

しかし、ウィルスは変異をしますので、その抗体がどのぐらい効果を出すかは不明です。


ただ、上記の2点だけが理由かどうかもわかりませんし、私の予想はやはりこれからが時期です。

子供は流行に早かった、だけかも・・・。

また、同時に「季節風」の恐怖もまだ残っています。


これからは、大人が注意しないといけない時期に突入です。


いづれにしても、インフルエンザの恐怖はまだまだこれからですよ。