5月に「豚インフルエンザがメキシコから入っている」それは日本中をパニックにした。


メキシコで死者が相次ぎ、あのサーズを思わせた。


一番困った問題は「マスク」。日本中でマスクが足りなくなった。


そんな教訓から、企業や学校、病院などを含め、「マスクの備蓄」が対策の第一になった。


正直、それがなぜ対策の第一なのか、私には疑問ですが・・・。


あれから半年、今はマスク不足は一気に解消された。


マスクに関しては、私はマスク屋さんではないので専門ではありません。

そして、今は面白い、工夫したマスクも多々出ています。


では、私が見てきたマスクの種類と効果について書きましょう。


1.ガーゼマスク あまり見かけなくなりました。昔はこのタイプしかありませんでしたね。ガーゼマスクは当然目が粗いです。それを補う為に枚数を増やしています。16枚ぐらい重ねている事が多いですね。ただ、正直このガーゼタイプは何の効果もありません。


2.不織布マスク 一番多いタイプです。市場に売られているほとんどは、この不織布タイプです。そして、この不織布タイプを改良して色々なマスクが誕生しています。効力は、中間ですね。


3.サージカルマスク お医者さんが使うマスクです。一般人には必要のない物です。


4.N95 目の細かいタイプです。


5.N99 凄く目の細かいタイプです。


結論から云うと、2の不織布タイプ、これ以外は必要ありません。

先ず、N99とは目が0.1ミクロンで出来ています。N95は、目が0.3ミクロンです。

ウィルスが0.1ミクロンなので、それに合わせてあるそうです。

基本的に、N99はウィルスを避けるタイプ、N95は、細菌バクテリアを避けるタイプです。

どちらも「防護マスク」です。


では、なぜこれらに意味がないのでしょうか?


簡単な理由です。付けてみればわかります。苦しくて耐えられません。走るなど絶対に出来ません。歩いているだけでも酸素が欲しくなります。

確かに目が細かく安心ですが、その分呼吸が苦しいので、結局どこか空気穴を開けてしまいます。だから意味がありません。


サージカルマスクもほぼ同じです。医者が使っているので、いいと思っている人がいますが、そもそもサージカルマスクはオペの際、お医者さんが自分の菌を患者さんに移さない目的があります。だから、サージカルマスクの両端は、少し空いています。わざと、横に空気を送り呼吸が苦しくない様に設計してあります。


つまり、N99やN95、サージカルは、通常のウィルス対策としては適応していないと思います。


(続く)