3つ目の試験は、「細菌の復帰変異試験」です。
これはよく「ウィルスが変異した」「強毒化した」などと聞いた事があると思います。
これがあるかどうか、それを試験しました。
先ず光触媒によって、細菌を死滅させます。
その死滅した中で、一部まだ残っていた細菌の変化を経緯観察します。
同時に、光触媒されていない通常の細菌の経過もみます。
数日間の経過の中で、光触媒されたものは、「変異」「増殖」など全くなかったそうです。
一方、通常の細菌は、増殖したそうです。(当り前か?!)
つまり光触媒を一度行うと、変異だけではなく増殖自身も起こりにくい事がわかりました。
この実験は、日本食品分析センターで基準化している細菌を使って行われた様ですが、恐らくウィルスについても同じ事が考えられます。
ウィルスと細菌の違いの中で、細菌(バクテリアですね)は、自身で増殖が可能です。
ところが、ウィルスは自分で増殖は出来ません。
だから、人、豚、鳥などに寄生し、その体内で増殖をします。
その増殖の過程の中で、変異が起こるわけです。
鳥から鳥、鳥から豚、豚から人など・・・ウィルスは形を変える事が多いそうです。
怖いですね。
ただ、一度光触媒で死滅すると、その変異する力も抑制されると考えられます。
マウス実験、ラビット実験、そして細菌変異実験、3つの試験は大変安心出来るデータでした。
これに「臨床試験データ」が加わり、日本初の「抗ウィルス特許」が認可されました。
「新型インフルエンザバスター」って、本当に凄いと思います。