光触媒と云うと、何かとんでもなく怖い事に感じる人がいるみたいです。
確かに聞いた事がない事は、よくわからない分、勝手にイメージするものです。
しかし、光触媒はとても安全で、効果の高いものなんですよ。
そんな中で、今回はその安全性のお話をします。
財団法人「日本食品分析センター」と云うところがあります。
国の公的機関ですね。
主に、食品などの安全性を調べている機関です。
ある一定のガイドラインがあり、これをクリアすれば「安全」と証明されます。
今回は、主となる「酸化チタン」は安全なのかを試してみました。
これが実際の安全性試験の報告書の表紙です。
今回は、3つの試験を行いました。
1つ目は「マウス試験」です。
これは、酸化チタンをそのままネズミに注射するわけです。
何か、確かに怖いですね。
でも、報告は「問題なし」でした。
これは、食品添加物に使われている「酸化チタン」だから、です。
逆に言えば、「問題あり」だとまずいわけです。
マウスに死亡や異常行動などは、当然ありませんでした。
食品添加物で、実際にホワイトチョコレートなどにも入っていますから・・・。
まぁ、勿論「食品添加物」自身がいいか否か、と云う問題はありますよ。
でも、それは今回は関係がないと言っていいでしょう。
なぜなら、口に入れるわけではありませんから・・・。万が一口に入っても問題はありません、そういう事です。
その他「ラビット実験」と「細菌変異実験」は明日、また書きますね。
では。
(続く)