貴族手術のプロテーゼが鼻腔内に突出し呼吸障害を起こした症例
自家肋軟骨による構造再建と機能回復を同時に行った鼻再手術こんにちは。ノーズラボ医院 院長 カン・チャヨンです。今回は、過去に行われた貴族手術で使用されたプロテーゼが鼻腔内へ移動し、深刻な鼻づまりを引き起こしていた患者さまの再建手術症例をご紹介します。本症例のポイントは、鼻腔を塞いでいた異物の除去 ,自家肋軟骨による構造再建 ,機能回復手術の同時施行です。手術歴・初診時の状態患者さまには以下の手術歴がありました。 2010年:鼻整形+小鼻縮小+貴族手術 2012年:鼻中隔手術+シリコン+提供肋軟骨 2013年:鼻バルブ矯正および機能手術初診時の内視鏡検査にて、過去の貴族手術で使用されたプロテーゼが右側鼻腔内へ突出し、鼻腔の約2/3を塞いでいる状態が確認されました。そのため、右側ではほぼ呼吸ができない状況でした。(デザインカウンセリング|正面・45°・左)さらに、 鼻中隔の重度損傷 鼻柱の陥没 両側鼻翼軟骨の高度損傷 小鼻がつぶれて見える 鼻の曲がり 鼻先の下垂といった構造的な問題が複合的に存在していました。(デザインカウンセリング|45度・右側・鼻孔)患者さまのご希望 曲がった鼻を改善したい 下がった鼻先を上げたい 鼻づまりを解消したい見た目だけでなく、呼吸機能の回復を強く希望されていました。手術計画・内容① 異物(プロテーゼ)除去 鼻腔を塞いでいた貴族プロテーゼ除去 反対側の貴族プロテーゼも同時に除去鼻内視鏡写真② 自家肋軟骨による構造再建 自家肋軟骨で鼻中隔を再建 自家肋軟骨で両側鼻翼軟骨を再建 陥没した鼻柱を復元③ 形態矯正 曲がった鼻の矯正 鼻先の挙上 つぶれて見える小鼻の改善 鼻唇角調整④ 機能手術 鼻中隔矯正 高周波による下鼻甲介縮小術 → 鼻炎・鼻づまり改善手術後の変化正面 曲がりが改善 小鼻が自然な形に復元 バランスの取れた鼻(左:術前/右:術後)側面 鼻先が自然に挙上 鼻柱の復元 鼻唇角が整い、柔らかい横顔(左:術前/右:術後)構造安定性 強固に再建された鼻中隔 安定した鼻翼軟骨構造 長期的に安定した形態(左:術前/右:術後)機能面 右側鼻腔の閉塞解除 両側での正常な呼吸が可能に 鼻炎症状の改善(左:術前/右:術後)専門医の所見本症例の最大の問題は、貴族手術プロテーゼの移動による鼻腔閉塞でした。まず呼吸機能を回復させることが最優先であり、その後、すでに損傷していた鼻中隔や鼻翼軟骨を自家肋軟骨で再建する必要がありました。自家肋軟骨は十分な強度があり、吸収が少なく、このような中心支持構造を作り直す再手術に最適な材料です。本症例は、異物除去・構造再建・機能手術を同時に行うことで根本的に改善できたケースです。ノーズラボ医院では、再手術であっても 常に構造と機能を最優先に考えた手術を行っています。同じようなお悩みをお持ちの方の参考になれば幸いです。ノーズラボ医院院長 カン・チャヨン❓ よくあるご質問Q1. 貴族手術のプロテーゼが鼻の中に入ることはありますか?A. まれですが、時間の経過とともにプロテーゼの固定が弱くなり、周囲組織の変化によって位置がずれることがあります。ずれたプロテーゼが鼻腔内に突出すると、鼻づまりや呼吸障害の原因になることがあります。Q2. プロテーゼを除去するだけで鼻づまりは改善しますか?A. 閉塞の原因がプロテーゼのみであれば改善する場合もありますが、多くのケースでは同時に鼻中隔や鼻翼軟骨が損傷しているため、構造再建手術を併用することが重要です。Q3. 再手術ではなぜ自家肋軟骨を使用するのですか?A. 自家肋軟骨は強度が高く吸収が少ないため、鼻の中心構造を再建するのに適しています。再手術や重度の構造損傷がある場合、長期的に安定した結果を得るために最適な材料です。🏥 ご相談のご案内鼻フィラー後の鼻の形にお悩みの方へ。構造から見直す鼻整形は、結果が変わります。日本語でのカウンセリングも可能です。お気軽にノーズラボへご相談ください。