大学進学を目指す高校3年生にとって学校の成績はどうとらえるべきか。

 

指定校推薦や、学校推薦型選抜、総合型選抜などでの合格を目指す生徒は、良い成績を修めるべく中間・期末テストなどをこれまで同様にがんばるべきでしょう。

 

しかし、それらを使わず一般受験で挑もうとするのならば、残りの高校生活は、志望大学合格が最終目的という前提ならば「単位を取得して卒業する」が必要十分条件になると思います。もちろん、勉強以外の大事な要素が高校生活には沢山ありますが。

 

娘の通う学校は、中学入試結果による特待生制度があり、特待生になると学費等が減免されます。親にとっては有難い制度です。

 

特待生として入学すると、その後の成績次第で特待維持か剥奪かが決まるシステムです。今の子はオープンなのか、娘の周りがたまたまなのか、娘は学年の特待生状況をほぼ把握していました。そして良い意味でモチベーションになったらしく、これまで特待を剥奪されることなく6年目となりました。

 

そういった学校生活だったからか、娘にとって定期テストは気合を入れて臨むことが当たり前となっています。

 

しかし、一般受験で臨もうとしている娘にとって、学校の成績はもはや関係なく、卒業さえすればよいともいえるのです。定期テスト対策に時間をかけるくらいなら、対策はそこそこにし、その時間を受験勉強に費やす方が最終的には効率的。

 

でも、テスト問題は大学入試の過去問だったりするからそれなりに入試対策にはなるよ、と娘。

とはいえ、受験には不要な科目があったとしてもそれなりに勉強するわけで、それなりの時間はとられることに。

 

これまで、校内での成績が上位であることを自分の勉強モチベの一部としてきた娘。それ自体は否定しないが、これからは受験に必要な科目とそれほどでもない科目とで勉強のメリハリをどれだけつけられるかがカギになると思いました。

 

それに合わせて勉強計画をたてる意味でも、志望校の早期決定が重要ですね。