PXE(Preboot eXecution Environment)は、Intelの作成した
ネットワークブートの為の規格であり、サーバおよび
クライアントが従うべきプロトコルなどが規定されている。
PXE準拠のNIC(Network Interface Card)は、これに準拠した
ソフトウエアをそのROM上にもっており、
PXEサーバが用意されたネットワーク環境において、
ネットワークブートが可能となる。
サーバとして、PXEサーバ(ProxyDHCP、(M)TFTPサーバ)と、
DHCP(またはBOOTPサーバ)を動作させる必要がある。
これを使用してネットワークブートさせる利点としては以下のようなことがあげられる。
● PCを構成するものの中で最も壊れやすいものの一つであるHDDを
使用しないので故障で動作しなくなるという問題を減少させることができる。
● PCにLinux以外のOSがインストールされている場合でも
その内容を書き換えることなくLinuxを起動し、
使用することができる。
● PCの仕様を変更する場合、
すべてのPCの仕様の変更をサーバ1台で行うことができる。
逆に欠点としては以下のようなことがあげられる。
● すべてのPCは記憶領域としてサーバのHDDを使用するため、
サーバが故障した場合全てのPCの動作がストップしてしまう。
● NFSを使用してサーバのHDDをマウントするため
同時に多くのPCを起動した場合、
ネットワークにかかる負荷が大きくなってしまう。