皆様いかがお過ごしでしょうか?院長の野坂です。
少し前の話になりますが、名古屋にて開催された
「歯槽膿漏について学ぶ学会~歯周病学会」
に参加してきました。
歯周病という病気をご存知でしょうか?名前だけは
聞き覚えのある、という方は多いかもしれません。
歯周病とは、一言でいうと、
悪い菌によって歯を支えている歯ぐきが無くなる、病気です。
歯を支えている歯茎が無くなれば、当然、歯は抜け落ちて
しまいますので、咬めなくなるのはもちろんですが、
この病気を放置すると全身にも悪影響を及ぼします。
そうならないためには定期的なお手入れ・予防が効果的であることは、
私たち歯医者側では既にわかってはいます。
しかし、患者さんにちゃんとそのことが伝わっているか?
当然、伝わっていないと治療も効果無いのです。
よって患者さんとコミュニケーションをとることが大事。
ということで、今回の学会では「患者さんに伝える」を主に討論していました。
また、歯周病を悪化させるのは「精神的・肉体的」ストレスが非常に
大きいこともわかってきました。
肉体的と言うのは、「噛み締め、くいしばり」が多いのですが、
例えばスマホやパソコンをずっと行っていると気がつかないうちに
噛み締めて、歯ぐきが真っ赤に腫れ上がった例も発表されていました。
皆様、歩きスマホも危ないですが、それ以上にお口の健康にも
影響があること覚えていて下さいね、何事もほどほどに!