地方大会から2ヶ月あまりにわたる
全国高校野球も今日
全国大会の優勝決定戦を迎えました。
私は久しぶりにナマでその優勝決定戦を見に行きました
そういえば、今年はもうひとつの熱き戦い
総選挙も行われています。
行きに甲子園駅に着いたときには
民主党の石井登志郎候補の運動員が立っていましたし、
帰りは甲子園球場の前で
自民党の大前繁雄前代議士の選挙カーとすれ違いました。
試合開始の1時間ほど前に球場についたころには
平日ということで結構空席もありましたが
試合が近づくにつれ席がどんどん埋まり
満員の4万7千人の観客を集め、
日本文理高校(新潟)vs中京大中京高校(愛知)の試合が始まりました。
打撃の好調な両者の対戦らしく
約2時間半の試合中に31本のヒットが飛び交い、
全打者に投げた球数の合計が306球を要した試合は
随所に波がありました。
序盤から中京の堂林、日本文理の高橋隼之介の両選手の一発の応酬と
早くも試合が動き3回までは2対2・・・
しばらく膠着(こうちゃく)状態となったものの
6回に中京が打者11人を送り6点を勝ち越し
一時は10対3と中京の大量リードになるも
日本文理もあきらめず7回以降毎回点を返し
6点差で迎えた9回もあと一人、無走者の場面から
(ヒーローインタビューで堂林選手にベソをかかせた)
すごい粘りでつなぐつなぐ
7連続出塁
で1点差まで迫り
最後の打者もいい当たりのサードライナー、
それを中京の河合選手がキャッチし
中京が10対9で勝ち、1966年以来43年ぶり7回目の
全国制覇を決めました。
(は優勝の瞬間喜びに沸く中京の応援席です。)
中京の校歌が流れている最中にも手拍子が起こっていました。
(試合中の応援は日本文理のほうが勢いがあるように感じました。)
閉会式の選手場内一周では
両チームのナインが堂々と行進していました。
(上から順に中京、日本文理)
名勝負ではなかったでしょうか。
中京の優勝はすばらしいですが
日本文理も夏春を通じて新潟県勢で初の準優勝という
快挙を成し遂げました。
両チームとも胸を張って故郷に帰ってほしいと思います。
さて、高校野球は夏の甲子園は終わっても
日米対抗戦、ドラフト会議etcとまだまだあります。
日刊スポーツによると、前述の堂林選手は
ドラフトのはずれ1位候補になるのではないかということですが・・・
昨日の準決勝で敗れた花巻東高校(岩手)の菊池雄星投手は
阪神が1位指名の意思をほぼ固めているなど
プロ野球の8球団程度が1位指名になるのではという予測が・・・
しかし、日米対抗戦は欠場するのだそうで・・・