女性と男性の不妊原因を両方併せ持っていたわたしたち夫婦ですが、両方の原因を散り除いてもなお、移植が成功することはありませんでした
W病院の先生いわく、夫の玉ちゃんが長い年月精索静脈瘤により加熱され続け、固茹で玉ちゃんになってしまったがため、もう回復しないのかも、、、と。
まだ半熟玉ちゃんの状態なら回復したかもだけど、固茹でともなると、遺伝子レベルで傷付いてしまったのかも、、、と。
え〜もう手の施しようがないってことですか〜
いや、まだ秘策はあるぞい!!と先生。
え、そ、それは何ですか〜!?
そう、それはな、TESEというんじゃ。
精子が造られるところからダイレクトに採るんじゃ。
そうするとダメージをうけていないはずの精子君が採れるのじゃ。
え〜ぜひお願いします!!
夫
チーン。
勝手に先生とわたしで話を進めておりましたところ、
夫
待て待て〜い!!なにを勝手に話を進めておる!
そんな怖い手術、ぜったい嫌じゃ〜、、、
…
…と、そんなの構っていられませんので、
はい、やれー!!
とばかりにTESEを受けてもらいました。
ちなみに、夫は血とか内臓の写真とか全然ダメな人で、痛みにも弱いし、かなりのビビリなのです。
で、夫もこんなにがんばったにもかかわらず
結果、
「はい、ダメ〜」とわたしたち夫婦はどん底に突き落とされるのでした