その1から続く慢性子宮内膜炎に関する内容です。
治ったんだか治ってないんだかモヤモヤした状況がしばらく続きました。
色々調べてはみるけど、ネットの中ではこれ以上自分をスッキリさせてくれる情報がないと思い、思い切って古巣のW病院の予約を取りました。
このW病院の先生、パワフルだし、説明もしっかりしてくれるし、何より気持ちを明るくしてくれるんです。
W病院ではこれが原因かもっていうことを色々試してくれて、夫の精索静脈瘤も見つけてくれて、感謝しているのです。
W病院のことはまた今度書きます。
ではここから診察時の会話。
先生
「どう、その後の治療は」
わたし
「良好な胚盤胞にはなるけど、全然着床しないんです。それで、慢性子宮内膜炎の検査で引っかかったので抗生剤を何種類も飲んだんですけど、治らなくて、EMMA/ALICE検査をしたんです。でもその検査では菌が検出されなかったんですよ。」
先生
「慢性子宮内膜炎はそれ自体まだ不妊の原因として不明瞭なものだからあんまりそこにこだわらなくてもいいんじゃない?実際、慢性子宮内膜炎の原因って菌だけじゃなくてウィルスとかも言われてるし、自己免疫疾患のように、自分で炎症を起こしちゃうケースもあるからね。菌じゃなければ抗生剤飲んだって炎症は治らないよね。」
わたし
「わたしはアトピー性皮膚炎とかあるから、自己免疫疾患で慢性子宮内膜炎になっちゃってる可能性もあるわけですね。」
先生
「そうそう。それにこないだ感染症学会に行ってその権威の先生の話聞いてきたけど、あいつら(慢性子宮内膜炎に対して抗生剤を投与する医師)めちゃくちゃなことやってやがるって言ってたしね。だってやみくもに抗生剤使うわけでしょ。」
わたし
「そうなんですか。じゃあわたしは残す検査はあとERA検査と精子のDNA断片化率の検査しかないんですけど」
先生
「ERA検査はやる価値あると思うよ。あれはけっこう明確にエビデンスがあるから。」
と、こんな感じでわたしのモヤモヤは一応解消されたわけです。
あくまで一応です。
うーん、妊娠するのってものすごく大変というか、奥が深いというか、神秘だなぁと思うわけです。
パッとできちゃう人もいれば全然できない人もいる。
そこの差ってなんだろうって思っても答えは千差万別。
答えが見つかればラッキーだけど、見つからないと永遠、闇の中だよなぁ。