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その“クセ”は直るだろう。

二千六百年もの長い歴史の中の、ほんの六十年余り。

地域共同体の中心として存在意義を示してきた神社が、『神道指令』によってその特性を矯正された。
また、戦後民主主義イデオロギーの台頭によって家族よりも個人、公より私が尊重されるようになり、「家」そのものが軽んじられるようになった。

かつて、一般的な家庭ならば、事あるごとに神棚や仏壇に手を合わせ、神々とご先祖様に感謝するという生活習慣があった。
ご先祖様に手を合わせる親の後ろ姿を見て、子供も自然と敬神崇祖を学んだものだった。
しかし、それは戦後教育の中で否定され、先祖から子孫へと繋がる永続の生命体であった家族は祖父母と切り離され、ただ食べて寝るだけの単なる共同生活の場へと劣化してしまった。

その、悲しい例が“派遣村”であり“子や親への虐待”であり、“『行方不明』の高齢者”であろう。


嘆いてばかりもいられない。
『二世帯住宅』という言葉が登場して久しい。
そして、家族の孤立を防ぎ、地域共同体を纏めるのに「お祭り」が地域の団結を生み出すことに成功している。
また、教育基本法は平成18年に改正され、新教育基本法第15条は「宗教に関する一般的な教養…は、教育上重視されなければならない」と、より踏み込んだ表現になった。これによって単なる宗教「知識」教育に留まらず、各教科・道徳・特別活動を通じて神社・仏閣の見学も可とされ、神道や仏教について理解し身につける「教養」教育もできるようになった。

この見直しが、家庭や街づくりにも進められていけば、戦後六十年悪化してきた“クセ”はきっと直るに違いない。


※正論11月号:『それは「2DK公団住宅」から始まった:江崎道朗氏』を参考にしました。