働く女性に永遠の課題であると思う「結婚と女性のキャリア」について思うことを書いてみたい。


以下、私の完全なる私見ですから、そのあたりご容赦ください。



私がイギリス留学から帰ってきて再就職しようとしたとき、30歳独身でした。

CAとしてのキャリアしかなかったので、転職の場はかなり限られたもので、さらに英語を使った仕事にこだわろうとすると名古屋という都市部でもほとんど仕事はありませんでした。


その中でも何社か面接に呼んでいただいたところがあって、その面接内で必ず聞かれたこの言葉。


「結婚する予定はありますか?お子さんを作る予定は?」


欧米ではこの質問したら違法です。
でも日本ではまだ問題ないんだよね。


「プライベートな質問にはお答えできません。」(家政婦のミタ風)
とか言えばよかったのかな。



とにかく面接で「結婚とか予定されてるならちょっと採用は考えないとね・・・」的な雰囲気はありました。



はっきりいって、日本では結婚してると転職や就職には明らかに不利です。


残念だけど仕方ない。
だって、企業が「産休とか取られたら会社の損」って思ってるから。


「結婚したり子どもできたら辞める」人が多いのも、企業が適齢期の女性を雇うのを嫌がる理由だと思います。



私の友達に単身赴任で海外に来ているキャリアウーマンがいると前に書きましたが、「赴任が決まったから結婚した」という方がほとんどです。選ばれたときは独身。


「結婚が決まってるのに海外赴任」には選ばれないでしょう。


また別の人は、海外赴任が決まる数週間前に飲み会が催され「彼氏とかいないのか?」と上司に探りをいれられ「全然いないっすよ、誰か紹介してくださいよ~」といった後、海外赴任が決まったとか。



ようは、結婚・出産と縁遠い人、または現段階では可能性がないと思われる人しか、海外赴任には選ばれないっていうことですよね。


「海外赴任が決まったから、旦那を連れて駐在に行きます」なんていう女性がこれから増えたら企業の見方も変わると思うけど、うーん、あと30年後くらいにはそんな世の中になってるのかな?




日本の企業でバリバリやって行きたいなら、残念だけど結婚や出産は後回しにするしかなさそうです。

結婚してもバリバリ働くつもりでも、企業がそうは見てくれないですからね。


外資系みたいに、女性も男性も平等に扱ってもらえるような世の中に早くなるといいなと思うのと、その礎を作るべく、見本となれる女性になれるよう努力中の私です。


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