ドラマCD「辻咲学園生徒会の秘密 secret.01 瑳上詠二」
を聴きました。
(※タイトルクリックで公式ページへ飛びます。)
2013年9月25日発売 シナリオ:恵莉ひなこ(エレファンテ) イラスト:和田ベコ
出演 柏木誉
辻咲学園の生徒会長である貴女は、まるで心を見透かすような物腰と言動から、影では「女帝」と畏れられていた。
そしてそれは比喩ではなく真実。
貴女は意識した人の心の声が聞こえるという秘密を持っていた。
しかし力を使って秘密を握っていた瑳上詠二と千桐玲一に、その秘密がバレてしまう。
今まで通り接する代わりに瑳上が一つの条件を突きつける。
「週に1度、どんな命令でも従わなければならない」
互いが秘密を守るために結んだその契約は、いつしか貴女を欲と背徳に満ちた学園生活へと誘う。
その奥に潜む彼らの本当の秘密≪ココロ≫に、貴女は気付くことが出来るだろうか…?
瑳上詠二(CV.柏木誉)
学年:3年生
役職:副会長
生徒会再編後は主人公に興味をもち、自ら副会長に名乗り出る。
人望があり、男女ともに慕われているが、手が早く女子との噂が絶えない。
主人公の能力を知り、千桐と江刺を巻き込んでゲームとして契約を持ちかけた発案者。
主人公(あなた)
学年:2年生
役職:生徒会長
意識をした人の心の声を聞く力をもつ。
(強い意志は意識しなくても聞こえてくることがある)
その力を使って前生徒会長の不正を暴いたことで周囲に祭り上げられ、2年生でありながら異例の生徒会長となる。
曲がったことが嫌いで、規律ある学園にしようと努めている。
収録時間:約59分
瑳上の友人など男女の声あり。
BGMとSEは最小限。
※どうしてもこのCDを拒否する気持ちから抜け出せないまま書きました。
これ以上客観的に書くのは無理だったので・・・お好きな方はお読みにならない方がいいかと思います。
この作品は18歳以上推奨商品です。ご自身で判断された上でお読みください。
ED含むネタバレをしています。予めご了承ください。
シチュものの恋愛相手の男性って、リスナーの理想とする人やシチュで作られているんじゃないのかなぁ。
だとしたら、これはみんなの憧れなんですね・・・?
誰とでも寝て、主人公を脅迫してクスリ盛って生徒会室で辱めて、色んな女性に手を出してその女性を仲間に譲って、周りからも悪名高く、いつでも自己中心的で、やりまくってる癖に恋愛も女も見下して常に心の中でヘイトしてる。
そっかそっか。
じゃあ私は相容れないわ。少なくともライターの方とはお友達になれないみたい。
断固お断りだわ。
柏木さんが好きだからこのCDを買いましたが、ずっと引っかかっていました。それは以前の限定記事の通りです。(あの時は荒れてしまい失礼しました<(_ _)>)
嫌な予感は当たりましたわ。
「女の子の体は砂糖とスパイスと、何か素敵なものでできてるのってやつ……笑える」と小ばかにしているのが嫌だったのですが、序の口でした。
まあ、ある意味思った通りのキャラでした。けれど、想像の上をいっていたわ。
他に多くの方が地雷になりそうな設定を書き出しておきますね。
・両想いではない。
言葉の通りです。最後まで両想いにはなりません。
・主人公はどうやら江刺のことを好きなようでいつもイチャイチャしている。そして、彼とはラブいHをしている。
私、乙女ゲームのようにパラレルで別々のキャラと付き合うのだと思っていましたが・・・もしかして同時間軸で4人と寝ている設定なのでしょうか?まあ!節操ないわ!!!
・イン語が出てくる。
許容範囲の方もたくさんいらっしゃるでしょうが、「ク○」と言っています。他は多分大丈夫かと・・・。
私はいろいろな意味で聴きたくなかったです。
・設定として説明不足な点が多い。
まずあらすじだけで飲み込ませるのは不親切ですし、突然江刺の話を持ち出し脅迫してきてHに持ち込むのが意味不明。
他にも、説明不足と感じる点が多々ありました。聴いていて、え?そうなんだー。そういう設定なのか。と思うところがありました。そこをうまく説明していくのもライターの仕事なのではないでしょうか?お察しください的なノリは・・・・・・。
・心を読める設定が良い方向へ行かない。
愛はあるけれど江刺に嫉妬してつい悪い言葉ばかり投げちゃうんだと信じようともしました。
気づかないうちに主人公を大好きになっている・・・のかもしれない。素直になれないだけ、なのかもしれない。
でも、結局そんな展開ではありませんでした。もし上に書いたことをライターさんが書きたかったのだとしてもこちらに伝わらなければ同じことです。
瑳上はそういう人間なんですよね。誰にも救うことができない、手を付けられない。そういう人間。
現実的にはそれもあると思います。犯罪者予備軍のような・・・。口が上手いからなんとかなってしまっている、というような。
だけれど、こういうCDを聴きたい方は現実にはない癒しや愛されている感を求めているんじゃないのかなぁ。もちろんハードなプレイとか普通は味わえないシチュとか、CDの中でならちょっと体験できて嬉しいって思ったり。
想像で書いているので失礼がありましたらすみません。
確かにこういう人物とは普通に暮らしていれば絶対関わることがないのである意味貴重体験なのでしょうけれど・・・夢がない!!!それに、内容が発禁レベル!!!
御託を並べても仕方がないので少しシーンを取り上げてみましょう。
Hシーンは途中までが1回、玩具を入れさせて会議に出させる羞恥プレイから本番1回です。
1回目の脅されて・・・の時点で瑳上が随分と身勝手な人なんだなと見放していて、2回目は聞く力が散漫になっていました。
(1回目に関して・・・はっきり書いてもいいでしょうかね。
脅迫された上にクスリを盛られやることになった後・・・
「やっぱり会長様専用の場所で思い出を作ってあげたいし」
「あーフラッフラ。だいじょぶ?」
―次からは盛る量調節しないとねぇ。あんまり力が抜けすぎると肝心のところまでユルくなるだろうし―
はああああああ!?
ねえねえ・・・これ萌えるの?萌えるんですか!?
「ほーら。もっと俺を誘うような顔してくんない?これから楽しいことするんだからさぁ」
「そんなに睨まないでよ。あんたも楽しめるって言ってんのに」
「こう見えて、俺って結構優しいよ?女が泣き叫ぶのってうるさくて萎えるから、やさしーくしてあげる」
はああああああ!?
あなたがごちゃごちゃ言ってる方がうっせーよ。黙れクソムシ(←「惡の華」の仲村さん風にお願いします))
でも、それではいけないと思って聴いていると、全然楽しくない心の声が聞こえてきました。
「キスしようか」など甘い言葉を囁きながら―女なんてこうやってズタズタに傷ついていけばいいんだよ―など、常に正反対のことばっかり言っているのです。
どうしたのでしょう!?彼は女性に何か恨みがあるんですか!?トラウマでもあるのかしら・・・?
もしそれならそれで、最低男を主人公の力によって更生させるシナリオの方が良かったのでは?
・言葉のチョイスが最悪。
「あいつらにマワそうとしてた学園長の娘の容姿、ある程度伝えてたからさ。別の女の子マワすのも無理だったんだよね」
女をマワすとか言うなよ・・・。泣きたくなってきました;;
これではレ○プ 魔なのでは・・・?女の敵じゃないのでしょうか?ちょっとお伺いしたいのですが、皆さんはこういう男の人平気なのですか?お好きなのでしょうか?
“ただしイケメンに限る”という言葉がありますが、私はイケメン関係なく無理。
言葉のチョイス以前に内容が最悪、ですね。
・基本的に甘いシーンはない。
あまりBGMはかからず瑳上だけを堪能できるのですが、時々綺麗なメロディが流れることがあります。その時が彼のちょっとだけ見せる甘い部分なのかもしれません。
ですが、他のシーンでの彼がクズ過ぎて、むしろイライラを助長しました。
瑳上の命令でデートするシーンもありますが、デート中は全カットです。帰り道の会話から話が再開しますが、まあ、ろくなことは言っていません。
※突然ですがエンディングのネタバレをします。ご注意ください。
「俺のこと好きになってくれたら優しくしてあげるよ?そりゃもう可愛がって、甘やかしまくってあげる」
―どうせ最初だけだけど―
「ふふ。魅力的でしょ?」
いいえ。全然魅力的ではありません。むしろ全力でお断りします。
―俺が卒業するか飽きるかするまで、せいぜい頑張ってくれよ―
これが最後の台詞です。これが最後の台詞です。大事なことなので二度言いました。
綺麗なBGMがかかっているのですが、どう考えてもハッピーエンドじゃないですよね。イラッとしましたよ(^ω^メ)。
彼のカキ○レの一人になったってことですか!?
嫌がる主人公を無理やり襲うモブキャラならまだ理解しようと思えます。この後に恋愛相手の男性がやってきてかっこよく助けてくれて、モブキャラにされたことを忘れさせてくれる・・・とか。
でも本作は違うんですよね。モブキャラが恋愛相手なの。あなた、その器じゃないでしょう?
ある意味斬新で冒険しているドラマCDだと思いますよ。
えっと・・・何も萌えなかった・・・わけではありません。
「会長さんひとり?ちーちゃんは?」
ちーちゃん呼びに萌えました(*´∇`*)
逆に言えばそれしか萌えませんでした・・・。私はちーちゃんではありませんけれどね(笑)。
「○○ちゃん」と相手を呼ぶ彼の声は優しくて(中の人の穏やかな声質と合っているという意味)、ずっとこの呼び方のような丸みを帯びた声が耳をくすぐればいいのにな、と思いました。
プラスのことはやはり書きやすいです。自分にとって萌えたならお読みくださる方にとって苦手なものだとしても、まだ筆者は楽しく聴いたんだろうなという部分だけはお伝えできる気がするので。
ですが、マイナスのことは書きにくいです。なぜなら、その要素をお好きな方もいらっしゃるでしょう。聴きたい方に水を差すようなことはしたくないです。それに、読んでいただいても楽しくないでしょう。
自分の価値観を当たり前のように押し付けることはしたくないのですが・・・
ひとつだけ。これは最大の自己中発言として書きます。
柏木さん、お仕事選んでください。
以前いただけるお仕事はなんでもありがたいからやらせていただくとおっしゃっていました。そういうスタンスはカッコいいですし、そんなあなたが大好きです。ご本人がやる気をもって頑張ってくださっているのに聴き手の私が否定するのは失礼だと自覚しています。
ですが、正直居たたまれません・・・。
なかなか難しいのかもしれませんが、柏木さんに限らず、声優さんはもっと選んでもいいのではないかと本気で思っています。
制作側も制作側で内容を吟味し演じ手を敬ってオファーするべきではないでしょうか。
もっと色々書きたいことはありますが、上手く言葉にできないのでやめておきます。
最近、なんだかいろんなことを考えてしまいます。本当にいろんなこと。
自分のお金を使って購入しながらも、もう当事者ではなく遠目に眺める他人の心境にある気がします。