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BLCD「無慈悲なアナタ」
を聴きました。
(※タイトルクリックでYoutubeにて公開されている公式のミニドラマページへ飛びます。)
2013年6月28日発売 原作:桜賀めい
出演 遊佐浩二 保村真 水島大宙 私市淳 興津和幸 行成とあ 内匠靖明 他
「七王さん 俺の執着心を見くびらないでください」
大学で “ 男好き ” と噂される 白羽七王 は、人生で初めて好きな男と付き合っている。ずっと片思いをしていた年下の 相川久遠 に受け入れられたことが夢のように幸せで、だからこそ嫌われないようにと自分を押し殺す七王だった。その様子に久遠はもどかしさを感じていたが、過去に七王を深く傷つけた男が現れたことで、寡黙な久遠の激情が溢れて…!
白羽七王(CV.遊佐浩二)
白羽家長男、大学3年生。大学で男を惑わすという噂があったが、実は長い間、久遠に片想いをしていた。紆余曲折を経て恋人同士に。
相川久遠(CV.保村真)
相川家次男、大学2年生。七王と同じ大学に通う後輩で恋人。寡黙な為クールな性格に見られがちだが実は激情型。初めは七王を避けていた。
相川永遠(CV.水島大宙)
相川家三男、高校1年生。超天然不良少年。
相川永久(CV.私市淳)
相川家長男、社会人。天然兄バカ。
白羽君子(CV.行成とあ)
白羽家長女。無敵な女王様。
桐谷(CV.興津和幸)
七王の高校時代の先輩。
里仲(CV.内匠靖明)
七王と久遠が通う大学の教授。
保村真(相川久遠)×遊佐浩二(白羽七王)
前作「無慈悲なオトコ」
感想はタイトルクリックでどうぞ。
MOBL-1001
こんな品番が付けられていました!一番最初に咄嗟に見たのが帯のこの部分でして、なんだか妙に嬉しくなりました。久々のムービック発売BL!!!心機一転!ぜひこれから1002、1003と続いていって欲しいものです!![]()
中身も、ほんの一部除けば、前作からのスパンを感じることもなく、七王と久遠のその後を堪能できました^^
ほんの一部が何なのかと言えば、里仲教授です。前作の佐藤さんから内匠さんに変更になったのですが、これはちょっと・・・(;´Д`A ```
里仲は七王を隙あれば・・・と狙っていて、優しい言葉もかけてくれますがどこか当事者ではない位置で物事を見ているようなところもあり、体温を感じない大人らしさを持った男性だと私は思っています。
内匠さんはいくつか作品を聴いて良い声優さんだと思っていますが、里仲を演じるには若すぎました。どこか老成したような雰囲気を出すには、トーンや抑揚では補えきれない年齢を重ねて得られる演技が必要だと感じます。若い方が演じるとトーンや抑揚でそこを出そうとするので無理が出てきて結果的に作り過ぎて浮いてしまうのですよね。
大人の事情があったのだとは思いますが、変えるなら変えるでもう少し年齢の高い方をキャスティングして欲しかったです
。
ぶつぶつ言うのはこの辺にして、内容はとても良かったです!原作既読ですが、一番聴きたかった、しかしきちんと立体的になるのか、と気にもなっていたあるシーンが、原作からそのまま取り出してきたかのように作られていたので、満足です![]()
綺麗に泣く男の人は、どうしてこんなに胸の中に閉じ込めてしまいたくなるのでしょうか。
大切にしたい。手篭めにしたい。正反対の気持ちがないまぜになっているお相手を見ていると、不思議と頷いてしまいます。
これは、BL作品で七王(のような男性)を見ていると常々思うことです。
久遠も、誰の目にも触れない場所へ七王を隠してしまいたいと、心の底から沸々と込み上げてきている様子。
しかし彼は感情が表に出ないタイプなので、七王のモノローグからは大好きでついに恋が実ったけれど・・・と不安でいっぱいなのが伝わってきます。
確かに、ぱっと見冷静ですし、前作同様保村さんは低音で感情の振り幅の少ない役作りをなさっているので(だからこそ、堅実で実直な感じが良く出ています
^^)、七王の瞳が不安そうに揺れるのもよくわかります。
そうこうしているうちに、いよいよ私のイチオシシーンがやってくるのです。
七王は久遠と旅行に行ってみたいと思っていますが上手く言い出せません。翌日今度は久遠から誘ってくれます。七王は場所を移動してその話を聞きます。
「今度の連休、出かけませんか。2泊3日で」
「っ」
「都合、悪いですか?」
「ぇ、ああ、いや……」
「昨日、七王さんもそのことで来てくれたんだと思ったんですけど、違ってましたか?」
「まあ、な……」
―うわぁ。不意打ち―
「つか、お前はいいのか?2泊3日なんて」
「ええ。兄と弟で温泉旅行の予定でしたけど、今回はいいです。2人で行ってもらいます」
「ああ、なら俺はいいぜ。どうしてもってわけじゃ」
「いえ。俺も七王さんと出かけてみたいんで」
―っマジで…―
「で、七王さんは他に何か話でも」
「?何が?」
(ここからです
!!!)
「何かあったんじゃないんですか。わざわざ場所を移動するくらいだし、てっきり」
「っいや、特にそういうわけじゃねぇよ」
「七王さん……」
「さてと、」
「アンタ、俺に気を遣ったんじゃないだろうな。自分といると噂に巻き込まれるからとか、そんなことを考えたんだろ!」
「さあ。なんのことだか」
「アンタは、余計な気を回すな!」
「うるせぇな。知らねぇよ。じゃあな」
「七王さん!」
久遠、七王の肩を掴む
「アンタの考えそうなことくらいわかる」
「っ…そうかよ」
本作の煽り文句でもあり実際に久遠が言った『七王さん 俺の執着心を見くびらないでください』の通り、七王からすれば顔に出ていない為わかりづらいでしょうが、久遠の執着心をたくさん見ることができます。
誰かが綺麗な人だと振り返れば着崩れた浴衣を直したり、七王の元カレ(?)と出くわしてしまえばさっさと切り上げて旅行から帰ってきてしまったり、七王を自宅へ連れ帰った後自分だけ再びホテルへ出向いて桐谷に話をつけたり、七王が桐谷と話していると聞いてすごい勢いで駆けつけたり。
前作でも久遠の激昂する姿を見ることができましたが、本作もまた迫力十分です
。胸をグラっと揺さぶるのです。
ご理解いただけるかわかりませんが、エ□い!!!言い方は怖いくらいなのに、七王に、七王だけにぶつけられる独占欲に溢れた感情だからこそ、エ□いのです!!!
自分だけのものにしたくなると、他人へのけん制はもちろんですが、(けん制を兼ねてもいるかもしれませんが)自分のものだという証が欲しくなるのもまた性のようです。
久遠は、ねちっこく七王を愛します。
Hシーンは2回あります。私は挿入よりも愛 撫に耳を持っていかれました。
唇を奪われた七王から漏れる吐息は甘く切なく、そして、体中にアトをつける久遠の唇は七王の白く薄い皮膚の表面を掬い取るかの如く。“舐る”という言葉を使いたいと思うのですが、この音が本当に本当に淫 ビで生々しいです
。
ちゅぷちゅぷと音のするキスがとても魅力的。
七王とただならぬ関係だったと思しき人と旅行先で再会してしまい、久遠はさっさと自宅へ連れて帰ります。疲れて眠る七王。過去の嫌な夢を見た彼が目覚めたると隣には久遠がいて・・・
「七王さん?」
「っ」
「どうしたんですか?」
「いや……」
「汗、かいてますね」
「っ」
「七王さん……」
「ぁ」
長い長いキス。
「待て、相川。汗かいてっから、風呂に」
「別にいい」
「ばか。俺が嫌なんだよ」
「っ」
キス
「ぃ、いやだって。相川っ…おい!」
「……泣きそうな顔してますね」
「っ」
キス
「っっ!った!」
「ぁ…はぁ……相川…噛んだ後、優しく舐めるなよ。卑怯だぞ」
キス
「俺、このまま、お前に食われるの?」
「ちゅ……骨までしゃぶりますよ」
「真顔で怖ぇこと言うなよ」
嗚呼、執着だなぁ。
本作で初登場の桐谷@興津さん。
原作読んでいた時に誰がキャスティングされるかな~とぼんやり思っていましたが、七王と久遠がメインですし、桐谷はよくいる話を掻き回すキャラであって、過去には拒絶したけれど今再びやり直したいと思っていることも、台詞も、ある意味テンプレだと思っていたので、あまり深くは考えていませんでした。
それだけに、興津さんが演じてくださると知った時には豪華さに嬉しくなりました
!
そして、聴いてみたら台詞が生き生きして、個人的には原作より遥かに桐谷という人間が描かれたと感じました!
「普通じゃないよ、お前」
「その目が、俺をおかしくさせるんだよ。乗せられたんだ!俺は」
などと、体の 関係を持っていたのに七王に直接言ってしまうのです。
トドメが「さよなら」ですよ。
ひどいでしょ。ひどいですよね;;
それなのに、画になる台詞回しなんです!!!
美人声の中に大人っぽく言葉の端々を響かせていらっしゃるのが、すごくイイです!!!
興津さんの桐谷を聴き、彼が七王の先輩なんだと考えると、遊佐さんの大学生役は無理があるなぁと・・・今更なことに気付かせられもしますが(^^;、いや、やっぱり良いキャスティングだなと思います
。
「その目が、俺をおかしくさせるんだよ」と桐谷が言っていましたが、ある意味久遠も完全オとされていますよね。
大人かと思ったら子供みたいにムキになって物事を否定したり、不安定な笑みを零したかと思えば色気を垂れ流したり・・・キスマークを全身に付けまくりたくも、せーしまみれにしたくもなりますでしょうよ!!!(いや、せーしまみれにしたくなるなんて作中では言ってませんけどね。ちょっと熱くなりすぎました(笑))
遊佐さんのつよがり美人(もちろん受け)は何度聴いても飽きませんね!!!![]()
桐谷のことがきっかけで言いあいになる2人・・・
「俺に、俺に、乗せられたようなもんじゃねぇかっ」
「アンタは!」
「っ!」
「どうしてそんな自虐的な言い方するんだ。さっきも、今だってそんな泣きそうな顔して……何か、昔嫌な思いしたんじゃないか」
「っ」
「あの男に関係あるんですか?だからアンタ、いつもどっか一歩引いて臆病になってるんじゃないのか!」
「違ぇよ!俺は、俺は、お前のことしか考えてねぇよ!頭ん中お前でいっぱいだっての!お前が好きで、好きでたまんなくて、でも、怖くて…お前に嫌なところは見せたくねぇの。わがままも言わない!自分よりお前を優先すんの!嫌われないように過ごすのに精いっぱいなだけなんだよ!それだけだよっ!悪いのかよ!しょうがねぇだろ!俺は自分よりお前の方がずっと大事なんだから!」
「七王さん…」
「自分なんかより、ずっと…」
涙声で一息に捲し立てる感じが痛々しくて聴いているのが辛かったです
。時に声を裏返らせながら、言葉が止まらなくなっているのがよくわかります。
これは、放っておける男の人の方が少ないでしょうよ!いたとしたら絶滅危惧種レベルですよ!←
強い口調で七王の心の底にある傷を癒そうとする久遠にもやられるシーンです![]()
ひとつだけ、個人的に気になった部分を挙げますが、このシーンのやり取りは結構重いんですよね。そこにメロドラマのような(と、私は感じました)BGMをかけると仰々しくなってしまい、ちょっと安っぽく聞こえてしまったような気がして残念でした。
特典CDはお2人で約14分50秒。
レ○クちゃ~ん!っておいおい!それはナナオ違いだ!(笑)
トークテーマは「収録を終えての感想、裏話」「一番印象に残ったシーン、台詞」「相手キャラの変わったところ、成長したところ」「一度はやってみたかったアルバイト(やっていたアルバイトの話をなさっていました。)」
時間はそんなにかからなかった?そうですが、密度はとても濃かったとお2人。
このフリトから聴いたら「ぶったたくよ!」と遊佐さん(笑)。
聴きどころは全部だそうです!
嘘の多いフリトでした(笑)。久々に頭の中にウラ○ロスが出てきましたよw
七王は女の子っぽくなった、久遠は感情を出すようになったとお2人。
なぜ4つ目がバイト話・・・(´・ω・`)スタッフさん・・・。
遊佐さんは出荷のバイトを、保村さんはコンビニバイトに精を出していらっしゃったそうです。保村さんは発注まで任されるようになったそうですよ!
私は嘘じゃなくて本心から書きますがw、大丈夫です!お2人とも熱が入っていらしてとってもとっても
良かったです!!!それから、最初から最後まで本気で演じてくださっているという言葉がとても嬉しかったです
。
永遠と永久も少しですが出てきて賑やかなのでこのシリーズをお好きな方にもお楽しみいただけるでしょうし、私のように久遠×七王のお話のみ聴いている方も安心してお聴きいただけるとと思います!