BLCD 『滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 3~』感想(フィルタリング対策版) | 半腐女ry生活?

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(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

ドラマCD 滴る牡丹に愛~レオパード白書 3~/武内健、一条和矢、黒田崇矢、鈴木達央/扇ゆずは
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BLCD「滴る牡丹に愛~レオパード白書 3~」を聴きました!
2012年10月31日発売 原作:扇ゆずは
出演 武内健 一条和矢 黒田崇矢 鈴木達央 他


ホ ス ○クラブ『レオパード』の毒舌ホ ス ○・雛胡に、亡くなった客から巨額の遺産が転がり込んだ。その金を狙い、雛胡の前に現れたのは、銀縁メガネでエ□いオールバックのヤ ○ ザ・鴉門。鴉門は、雛胡が他人の 体 えきの恐怖症だと見抜き、強引にキスをしてくる――― !!


吉原雛胡(CV.武内健)
ホ ス ○クラブ「レオパード」のホ ス ○。15歳の時の事故をきっかけに人の 体 えきに拒絶反応を示すように。また15歳以前の記憶を無くしている為人の温もりや生きる気力にどこか欠けている。聖には「沼のような目をしている」と言われている。
聖鴉門(CV.一条和矢)
吉原が会長の全資産の相続権を得たことで排除するよう命じられ動いていたが吉原の目を見て別の感情が沸いてくる。過去に吉原と同じような雰囲気を持った青年と何かあったようで……?
郡司(CV.黒田崇矢)
聖の部下(舎弟のような、同僚のような、友人のような)。吉原を見て聖の過去を思い起こし、また吉原と出会ったことで聖の心境に変化を感じ警戒している。
燐花(CV.鈴木達央)
「レオパード」の元 ホ ス ○。
(↑ブックレットにキャラ紹介が載っていなかったので適当にまとめてみましたが・・・捉え方が違っていましたらお知らせください。)


一条和矢(聖鴉門)×武内健(吉原雛胡)



「レオパード白書 2」

感想はタイトルクリックでどうぞ。



※何度も規制されて見られずすみません。

一部白字にしました。ドラッグしてお読みください。見づらいことに加えたくさん空白があり読みにくいかと思いますがご了承ください<(_ _)>



レオパード白書シリーズは外れないので安心して買うことができるのですが、これまでの私の認識は別の言い方をすれば安全牌でした。なので今作も緩く聴き始めたのですが・・・気付けば入り込んでいましたビックリマーク
昨今のBLCDは私たちの日常に似た場所が舞台になっているお話が多いですよね。BLはファンタジーなのである意味別世界でかけ離れているとも言えますが、設定だけを考えたら同じ位置に立っていると思えることもあるのではないかと。
本作も少なくとも海外の貴族が主人公だったり耳付きの人間が出てきたりする作品では無いという意味では日常に似ています。しかし、似て非なる場所に彼らはいるのです。

聴き終わった時に、違う世界へトリップしていたと、人によっては大げさに捉えられてしまうかもしれませんが、まるでファンタジー小説に没頭し旅を終え本から顔を上げて帰還した時のような、そんな不思議な気分を味わいましたキラキラ



具体的にどういうことかと言いますと、本当はもっとしっくりくる例えが私の中にはあります。私は映画だとロードムービーが好きなのですが、まさに本作はそれだったのです。
吉原目線で書いていくと、ホ ○ トという仕事が彼の基盤なので、ホ ○ トを主軸に置きます。

するとまず彼の仕事内容からして異質です。お店に来るお客様を接待するのではなく、ある条件を満たしたお客様の元に出向いて話し相手になる本を読み聞かせるなどしています。

日常が完全に変わるのはこの後です。そのお客様が亡くなり遺産が転がり込み、ヤ ○ ザに追われていたかと思えばそのヤ ○ ザ聖としばし東京を離れて逃避行をする。
私にはこれがロードムービーに思えたのです。日本の中であっても、実は近場であっても、見慣れた日常から別の場所へ行き、そこでこれまでに無い経験をしたり過去を克服したりして、戻ってきたら後は元通りの日常。でも本当に以前と一緒かと言われると・・・はてなマーク


それから、人間の五感をスローモーションで見ているような感じがあったのも、不思議さを増した一因です。
人間の感覚が研ぎ澄まされる一回一回を膨大な情報量や熱をもって伝えているのです。
吉原は体 えきを拒絶するため、触れられることも嫌がります。聖は吉原を変えたい、もっと言えば救いたいと思っています。最終的には吉原の恐怖症は聖相手にのみ治りますが、この間に様々な攻防があるのです。
接触がどれだけ神経を使うことなのか、どのように吉原の琴線に触れ突き動かしていくのかを、吉原の五感を刺激して伝えられるのです。言葉だけの生易しさでは迫り切れないので、肉体との両方を用いています。
よく視覚が覆われれば聴覚が冴えるようになる、と言いますが、この作品は視覚があってなお聴覚は声や なま めかしく口内を侵食する 舌 の混ざり合う音を脳を直撃して伝え、次は味覚が 唾 えき の味を深々と飲みこみ、嗅覚は 獣 並みに相手の臭いや興奮を捉えます。そこに手が伸ばされ指が触れたら自然と体は反応を示すでしょう。


私が特にそう思ったシーンを少し抜き出してみます。聖が吉原の恐怖症を治すと宣言し・・・
(※関西弁のアクセントや語尾の処理が難しく、上手く聴き取れていない可能性が高いです。間違っていたらごめんなさい。もしよろしければご指導お願い致します<(_ _)>)


「ああ、やだやだ。夢見悪いねん。だからな!」
ベッドに 押し付けるような音
「……俺が、治したる……」
「ん!」
「ぁぁ……最初はな、さっさと親父に引き渡して、終わらせるつもりやってん」
「っ…………」
この頃から吉原の心臓がどくどくと音を立て始める
「そやけど、色々聞いて気ぃ変わったわ……体 えき恐怖症、ねぇ」
―い…や、ヤバイ……―
「っ!」

「記憶喪失がどうこう言うとったけど、あの笑顔の直接の原因はこっちみたいやなあ」
「っ!はっ!……」
「おっとっとっと……阿呆。舌 噛んだって簡単には シ ね へんどぉ」
「ん……ん……」
吉原どんどん呼吸がおかしくなっていく
「発作が出とんな。ほんまはあかんのやろなぁ。まあ心配しぃなや。お前みたいなの初めてやない。まあ、もう一人は、俺が治したる前に 自 ら シ んでしまいよったけどなぁ。俺は、アイツの シ を今でも悔やんでならんのや。なんでもっと強引に教えてやらんかったんやろって」
「はぁ……はぁはぁはぁ……」
「生きるっちゅうんがどういうことなのか、人を想うっちゅうんがどういうことか、発作は治まってきたなぁ。…あちぃが、これで 楽 にしたるさかい」
薬を手に取って口に流し込む
「ん!んん……」
「ん……」
「んん!んん!」
この時のキス音?がえろぃ!ドキドキ
「はぁ…はぁ……」
「ヤバイ 薬とちゃうから心配いらん……あと5分もすれば、効き始める……初 タイ ケンか。天国 味わわしたる」

「はぁ!はぁ!」
―なんだ、これ……体が……熱い……においが、する……―
「えらい ソソる 顔しよってがらに……フッ……」
―強い、雄 のにおいだ……―
「ん!んん!……」

「ぁーどうや?これがビ 薬効果はなかなかのもんやろ……俺の勘やけどお前は、他人の体 えきは吐きよるほど苦手なくせに、自分の体 えきには激しい興奮しよる。ん?どや?ちゃうか?」
「はぁ!はぁ!……」
「ほら。自分の唾 えきまみれの指に、反応してきよったで?」
―当たりだ。他人の体 えきは嫌悪するのに、どういうわけか、自分の体 えきには激しい執着があった―
「……体 えきっちゅうのはな、生きとる証やねん…………こうして、溢れてくる液体が、生命そのものやねん。だからお前は恐れて、執着するんや。よう、見ときや。俺も、お前も、こうして生きとる……」
「っ!…や、やめっ!……やめ……っ!っ!ぁっ!!!ぁぁ……」
「……なんやねん。いきなし い く なや。驚くやんか」


書き出してお伝えするのは難しいですねあせる。言葉は放たれて初めてニュアンスを作り出すのですよね。
さて、これらは全て静の空間にて行われています。元々BGMも最低限しか使われていませんから必然的に主になる音にだけ耳耳は持っていかれます。
そこに、他人の 体 えきを拒絶し、最初にキスされた後は失神までしてしまう吉原という人間。その人間が聖によって丁寧ながら大胆にも距離を大股で一歩ずいと詰められ、そして味わわれたら・・・どうなるのでしょう。
いや らしさもありながら聖が落ち着いた声の紳士的なキャラクターだからか、一方で荒療治を施す心理カウンセラーになり心の奥深くに入ってくるからか、ものすごく独特の空気が生まれます。
そして、2人の過去はほぼ明かされるので抉られた気になるのです。
吉原だけが傷を負っているのかと思いきや、聖もまた吉原の煽りによって時に酷く揺さぶられ、あぶり出された底に眠るキズに触れてしまうとむき出しのケ□イドを擦りつけてきます。
「生きろ」と心からの願いを誠心誠意込めて吉原に植え付けようとしているのに、一方で吉原に「俺への執着の正体は激しい罪悪感だ」と図星をつかれると黙 れや。 コ □ してやろかと声を低め、少し後には言葉が効いたらしく、郡司が隣で寝ているにも関わらず圧し掛かってきた姿に息を飲みました。

威圧感というか、発現した欲望というか、獣 のにおいを放っていました。


これがトリップ、すなわち自宅に居ながら味わえる非日常の内訳です。
(一部除いて)他のBLCDを聴く時とは空気が違ったのです。



こんなに面白い作品になったのは、もちろんストーリーが良くできているからというのはありますが、CDでは何と言っても演者さんによるところが大きいでしょうアップ^^
こんな空気を作ったのは一条さんだろうな~と。もちろん、後で書きますが武内さんが世界観をより濃くしたのもありますし、黒田さんとヤ ○ ザ役というのは毎度外れないからというのもありますが、やっぱり私は一条さんの力の大きさを感じました。圧巻!!!です!!!
BGMが少なく、また効果的で良かったと心から思いました。BGMで誤魔化されるお芝居というものも時々あるのですが、本作は息遣いや“間”にかぶせてこないでくれー!と無意識に願うほど、言葉を聴きたかったのです。言葉が途切れる瞬間を見なかったからでしょう。会話はCD全部が会話、独白もCD全部が独白。だからその他の演出はいらないな、と。
ここまでに書いたことが全てなのでこれ以上は無駄な気がするのですが、簡潔な言葉で表わすなら、
カッコイイ!!!心理を掴みきれない面が多いのがイイ!!!ナチュラルな関西弁と大人の男性をより際立たせる低音が 色 気 たっぷりでたまらない!!!恋の矢
以上です!


武内さんは低すぎるくらい低くて驚きました。作品としてはとても合っているのですが、一条さんと黒田さんが低音のエキスパートなのでなんとな~くなんとな~くですけれど、浮いて聞こえることもありました汗
武内さんはもう少し高い声のキャラクターを演じるのを得意とされているように思うので、低すぎると台詞の感情の込め方や読み方に制限が出てしまうような気がしました。
ですが、キャスティングミスだとは全く思いませんし、ツンツンツンツンしている人の内側が氷解していくのは聴いていて良いですし^^、終盤の料理フライパンを作るシーンなんて聞いていると可愛さも見えて武内さんだから表現できるキャラクター像があるように思いました晴れ


黒田さんは黒田さんでした(笑)。

ヤ ○ ザ!という雰囲気は声から伝わってくるのですが、それ以外は基本的には優しいですし聖に忠誠を誓っている姿を常に見ることができ、男の仁義を貫いていました。
吉原の存在を脅威に思ってもいるので、聖から引き剥がそうとしたり本気を見せたりすることもありますが、そのような時の、インテリっぽさもあるのにすっと冷血な一面を覗かせるのは怖いですし、やっぱりヤ ○ ザなんだと実感しましたショック!



東京へ戻って来てからの流れと結末はBLらしい甘さがあってこれがまた良いです音譜
特に吉原が子供みたいに・・・(笑)。心を開くとこんな可愛い一面に出会えるのね!と笑顔になりつつ・・・^w^
時々突如回想が入ったり場面転換が起こったりしわかりづらい部分もあるかもしれませんが、丁寧に聴けば大丈夫なのでお聴きになってみてください!78分ぎっしり詰め込まれた良作です黄色い花
最後になりましたが、当たりでした!当たり





サイバーエージェント様へ

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