BLCD 『僕はすべてを知っている』感想 | 半腐女ry生活?

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(と言いつつ、中身はドラマCDの感想ばかり・・・w)

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BLCD「僕はすべてを知っている」を聴きました。
2012年9月26日発売 原作:高久尚子
出演 遊佐浩二 島﨑信長 野島裕史 興津和幸 他


君の下半身は、世界一美しい!!若き名医の犀川千博は、包 茎整形治療のプロ。醜い下半身を見る毎日に内心うんざりしていた千博が、ある日街で出会ったのは、ケータイショップの販売員・浅野歩。服の上からでもアソコの形がわかる千博は、歩のかわいい笑顔より、下半身に一目ぼれ!!「君は世界一美しい」と口説くけど、歩は素直に喜べなくて!?


犀川千博(CV.遊佐浩二)
有名な包 茎整形専門病院の次期院長。男前で評判の良い名医。服の上からでもアソコの形がわかるという特技を持つ。醜い患部を見続ける日々の中、自分以外の『美チン』を求めている。
島﨑信長(CV.浅野歩)
ケータイショップの販売員。純粋で優しい性格の美形。かわいい笑顔が魅力的で、男にも拘らず痴漢にあうこともしばしば。自覚はないが、実は絶世の『美チン』の持ち主。
金沢悠二(CV.野島裕史)
犀川と同じ病院で働く同僚医師。犀川のよき相談相手。
加賀清史(CV.興津和幸)
金沢の患者で、遅 漏に悩んでいる。イケメン歯科医。


遊佐浩二(犀川千博)×島﨑信長(浅野歩)



久々にこういうお話を聴いた気がします。よくお邪魔しているブログのブロガーさんたちがこぞって最近のBLCDは無難だし面白いけれど昔のようにぶっ飛んだ作品が少ないとお書きになっていて、私はどちらかと言うとその手の作品は避けて聴いているので、理解はするのですが実感としてどことなく薄いものがありました。
この作品がそこまでぶっ飛んでいるかと言えばそうとも言えないのですが、こんなにち○こち○こ言っている作品は久しぶりに聴きましたし、そういえば以前はもっと本作のように明るくて下ネタ満載(とは言っても包 茎整形専門病院が舞台なので内容的には下ネタとも言い切れません)で、ち○こに悩みち○こで解決するような話がいっぱいあったな~!としみじみしてしまいました(笑)。
そんなこんなで、なんとなく懐かしく、過去に発売された作品の実感が少し濃いものになってきたような・・・気がしますビックリマーク



編集に関しては、音響監督さんに私はあまり納得がいっていません。

先日「秋山くん」の感想でも書きましたが、また!またですよ!この作品でも言ノ葉のBGMが使われていましたガーン
あの作品のあの場面で使われるあの音楽。(言ノ葉の場合もはやメインテーマと言っても過言ではありません!)。というのが染みついているからか、他のどのCDで聴いても合っているとは思えないのですよね雨
BGMとSEで作品全体の雰囲気を大まかに伝える効果があるとも私は思っているので、作品のイメージというより、両作品聴いた限り音響監督さんの趣味に思える選曲には・・・と。
ただし、私はどちらの作品も原作未読なので、作品全体が本当にこのBGMのイメージと合致するものでしたらごめんなさいごめんねパンダ
編集の仕方や流れは聴いていて疑問に思うことはありませんでしたが、BGMでこれだけ不満があるということは原作既読の方にとってはどうなのかわからないなと思っている部分もあります。
あと、内容の話になりますが、※AVで女性が喘いでいるところがあるので苦手な方はご注意ください!



キャストですが、島﨑さんの初メイン受け作品なのですから、島﨑さんについて色々書いていきます!
BLCDに出てくださる若手声優さんが減っている中、御出演くださりありがとうございます<(_ _)>まずはお礼を述べさせてください^^
私が初めて島﨑さんに興味をひかれたのはBLCD「キャッスルマンゴー」でした。春日という万の友人で、ちょっとおばかっぽくて明るく楽しいキャラを演じていらっしゃったのですが、丸みを帯びた雰囲気や頭の中がAVでいっぱいなところなど、男子学生らしくていいな~と思い、それから名前を見る度巻き戻して見聞きするくらいに注目するようになりました。
浅野というキャラの演技に関しては、とても良かったと思います晴れ!キャラに助けられたところもありますが、初々しさや純粋なかわいらしさが出ていて、キャスティングした方は上手いな~とニコニコ
一方今回今更ながら痛感したこととしましては、アニメで見ていた時はキャラクターの台詞に重きが置かれていることが多いのでキャラのしゃべりが十分に伝わってくれば、各々の方がオーディションを通過することや指名されて使われることに納得がいっていました。しかし、ドラマCDの主人公はモノローグが非常に大切になってくるのですよね。このモノローグが台本読みっぽくて、一見良くても色々なお芝居を求められる世界なのでどんなお仕事にも対応できる技術力の必要性を感じ、また、ドラマCDで常に主役を張っている方はやっぱりモノローグが群を抜いてお上手だと再確認しました。
頭ではわかっているのですが、歴然とした差を見てしまったという・・・。
全体を通して、相手役の遊佐さんであったり、周りを固める裕史さんや興津さんにしても、お上手な方々なので、良くリードし、主人公の座にある浅野を守っていてくださっていたような印象も受けましたキラキラ
決して貶そうという意味ではありませんが、もし島﨑さんと同じくらいの声の高さで似たような立ち位置にあるライバルなどが出ていたら、そのキャストによっては食われてしまっていたかもしれませんあせる
諸先輩方とお仕事をなさって今後立派な声優さんになっていただきたいです!
※もう一度書きますが、浅野を演じた島﨑さんはとっても良かったんですよ!!!!
これだけ書いてしまうと嘘くさく思われてしまうかもしれませんので、特に良かったシーンなぞ。


個人的に一番好きだったのは、浅野が犀川のところへ治療に訪れるシーンです。
犀川は浅野を美チンの持ち主だと知ってから、親しくなる為に毎日浅野の勤めるケータイショップへ通っていました。しかしある日犀川はトイレで美チンを見ようとしたことに気づかれ浅野に逃げられます。逃げた先で金沢に出会うのですが彼の不用意な発言のせいで下半身を気に入ったから通っていたとバレてしまいます。浅野はその場は逃げてしまったものの、後日犀川が忘れていってしまった購入したてのケータイを持って病院を訪れます。


「浅野君、診察して欲しいって、具体的にどんな症状があるの?」
「……それは……」
「いいよ。じゃあまず見てみようか。診察着に着替えた?」
「はい」
「そこのベッドに横たわって、前を肌蹴て?」
「……準備できました。どうぞ」
略(浅野の美チンが出てくる度にキラキラキラ~という効果音が流れておかしいです(笑)(_≧Д≦)ノ彡)
なぜか素手で触診する犀川(笑)。
―どこにも病気なんか……―
「ぁっ……」
―ん?……あ、ああ!!!勃ってきた!!!うわあああ~!勃っても美しい!!!―
「僕の病気は、これなんです」
「え?」
「この間から、あなたのことを考えると、っ……あなたの手が、僕に触れることを考えると、どうしようもなく興奮してしまうんです……ぁの…あなたにしか反応しなくなった僕を……治療してくださいっ」
「っ……浅野君、どうして」
「どうしてなんて、知りませんよ」
「じゃあそれって……僕に都合よく受け取って、構わないのかな」
「…はい」
「浅野君……」
ここでちゅぅっちううっと♪


恥じらいながらこんな羞恥プレイしているのがエ□いです。
本当は、他にもっとエ□いシーンはあります。
ひとりHとか、フ○ラしたりされたり、もちろん挿入もあり、初メイン作品でどれだけレベルの高い行為のお芝居を要求するのか!?えっと驚いたのですが、この辺は本当に初々しさとぎこちなさでオールOKでした♪
浅野ならこういう反応するだろうな~と思うので^^犀川に食べられちゃう男の子かわいいっ音譜くらいの感じで^^(←自重(笑))
が!しかし!!!実際に触れ合うシーンよりも、抜き出した告白シーンの方が私のボルテージを上げました!!!もうメラメラメラメラと!!!←
泣きそうな顔で告白されて、イタズラ心がむくむく芽生えてきましたよ!島﨑さんグッジョブグッド!です!!!


エ□関連でもう一つ。犀川の患者である七尾@渡辺拓海さんがエ□かったです・・・!
別にエ□いシーンでは無くて、医療行為の一環なのですが・・・。
勃 起不全になった七尾に犀川は薬を処方していて、彼が診察に訪れるのですが、犀川が治療の効果が上がっているか見る為に前立腺マッサージをするわけです。そしたら、七尾の呼吸がどんどん荒くなっていって、終いにはイってしまいます。
何がエ□いかと言うと、犀川は治療としてそれをしているので頭の中では全然別のことを考えているんですよね。それをモノローグで聞きながら、七尾はビクンビクンなっているアンバランスさというか・・・。
あれ、生々しいでしょうか!?(苦笑)
ちなみに、壁を隔てた隣の部屋には浅野と金沢がいて・・・より生々しい!!!目
この後どうなったのかはお聴きになってみてください。


島﨑さんのお相手役は遊佐さんです!
遊佐さんのお芝居から優しさがにじみ出ていましたよブーケ2!^^気のせいではないと私は思っています。島﨑さんの呼吸に合わせていらっしゃるように聞こえました。肌を重ねるシーンに限らず、会話ひとつずつに優しさを感じました。
聴いている時には浅野を犀川が愛でたりいじわるしたりあの手この手で頑張っているな!と、本当にお話だけを楽しんでいましたが、聴き終わってしばらく経ってみると、どこがどうと説明できないのですが優しかったな~と、作品全体がそういうイメージになっていました。
あと、関係ありませんが、ひとつくっだらない独り言を書いてもいいですか?
私にとって遊佐さんが「浅野くん」と呼ぶのは、遊佐くんと呼んでいるのとほぼ同じなので(ぇ)、毎度ちょっと変にドキドキしました。お分かりいただける方のみ、アホな管理人だなと思ってください(^^;。


裕史さんは・・・もっと犀川のライバルになるようなクール美人系の先生かと思っていたら、のれんに腕押しの飄々さも持ちつつ、天然の部分もある先生でした^^
「グスンひどい犀川先生……」
と言う台詞がすごく可愛かったです(笑)
犀川相手でも、浅野相手でも、会話のキャッチボールが楽しくなりそうな話し方をなさっていて、口が軽いのが玉にきずですが、金沢の患者だったら恥ずかしさを忘れて悩みを口にできてしまいそうと思えるオーラ?みたいなものが出ていました!


興津さん演じる加賀はうま~くひっかきまわしてくれてましたね(笑)。
誰も好きになれないのかと思ったら、彼氏持ちの浅野にロックオンしてしまうなんて・・・!
個人的には金沢とくっつけばいいと思いましたようさ。
それにしても・・・犀川クリニックってイケメンの患者さんしか来ないのかな!?いや、その辺は濁されているのはわかっているのですが、加賀は後半になって初めて出てくるんですよね。それまでも七尾のようなイケメンが来ていて、主要キャラはみんな良い声ですし、そこへ畳みかけるように加賀の美声が響くと、花園にでも迷い込んだかと!(笑)



特典CDは島﨑さんと遊佐さんで約15分30秒。
司会は島﨑さん!頑張ってます!テンパってますが、遊佐さんが優しいっ!!!(*´∇`*)ちょっとずつフォローを入れてくださっています^^
テーマトークは「収録を終えての感想、収録裏話を教えて」「相手役のキャラクターについての感想」「金沢先生と加賀先生の感想」「一番印象に残った台詞、シーンを理由とあわせて教えて」
へとへとのお二人w本編以外にも録るものがたくさんあるのですものね。大分夜も更けてしまったようでお疲れ様です<(_ _)>
和気あいあいとした現場だったそうで、良かった良かった!
島﨑さんは初めてのBLメインだったのでもっとこうすればよかった等色々考えたそうです。でも、絡みのシーンなど遊佐さんにリードしてもらったそうで^^何よりです^^
スタッフさんなどにお相手が遊佐さんだとお話ししたら委ねればいいと言われたそうです。分かる気がします^w^
島﨑さんは真面目だな~!好印象です^^いつまでもこのスタンスで作品に携わっていただきたいですね~♪
遊佐さん・・・「ちんつぶ」(笑)相当濃い記憶になっているんでしょうね~。そういえば以前別作品で確か岸尾さんも「ちんつぶ」らしき作品に言及していたことがあったんですよね。あの作品に関わった方々の中では相当強烈なものだったのだろうと・・・(笑)
マスター!これからも極めていってください!O(≧▽≦)O←
こんな初々しいフリトは初めて聴きました。勝手に保護者の気分で見守ってしまいました^^



ち○こをメインにして、ち○こを介して恋愛が進むから突飛に思うのですが、割とよくあるお話です。ち○こを人の外見の美醜や心の美しさに置き換えてみると、色々納得できましたひらめき電球
こんな書き方をしているので、筆者の趣味とはやはり違うのだとはお気づきになるでしょう。

しかし、お好きな方はすごく好きで気軽にリピートできるお話だと思いますので、明るく楽しく時々悩みつつの性を扱う作品に飢えている!!!という方はぜひ!!!アップ