- 【コミコミ特典ポストカード付♪】ドラマCD 「グッドモーニング」
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BLCD「グッドモーニング」を聴きました。
2011年12月28日発売 原作:夏水りつ
出演 羽多野渉 野島裕史 鈴木達央 間島淳司 置鮎龍太郎 他
林(CV.羽多野渉)
27歳。仕事ができてモテるが、デリカシーのないところがある。
篠原(CV.野島裕史)
20代後半。林の取引先の担当者。クールな美貌の持ち主。どことなく漂う色気から、林の会社で「ホモではないか」と噂されているが…。
斎藤(CV.置鮎龍太郎)
40代。篠原の大学の准教授で恩師。
倉木(CV.鈴木達央)
20代。藤野の隣の部署に所属する同期社員。顔、身長、仕事能力も平均以上で愛想も良く、モテる。
藤野(CV.間島淳司)
20代。真面目で地味な会社員。メロンパンが好き。
※一見とても厳しい書き方をしているように見えるかもしれませんが、私なりに愛情を持って書いています。
それでも、何書いてるの!?酷過ぎる!!!と腹立たしく思ってしまう可能性のある方はお読みにならないようお願いします<(_ _)>
「グッドモーニング」
ある朝、林は裸で男と寝ていた。しかも、相手は取引先の担当で“ホモ”と噂の篠原だ。酔っ払って記憶のない林は、篠原に関係を持ったと聞かされて激しく動揺する。しかし、それは篠原のついた嘘だった。いつも冷静でどこか妖しい雰囲気を持つ篠原が、赤くなったり泣いたり怒ったり忙しい。林は普段とは違う篠原が妙に可愛く思えてしまって…!?
羽多野渉(林)×野島裕史(篠原)
「俺はホモじゃないから」
「あの人はホモだから」
ノンケがゲイに好かれているという現実に直面した時のフツーの反応も、繰り返し繰り返し聞かされると侮蔑の意を強く感受し、苛立ちへと変わっていくものです。
林@羽多野さんはそんな男です。
篠原@裕史さんは後に「(林の)人柄に惚れた」なんて言っていましたけれど、林の頭の中は人としてどうなのよ!?と思うようなことで埋め尽くされていて、好きになれません
。
彼はデリカシーも無ければ品も無く、無神経です。
冒頭、目が覚めると隣にホモと噂されている篠原が居ました。林は驚き昨晩のことを思い出そうと試みますが、とりあえず納得させて次にはこう尋ねます。
「えっと…体とか、大丈夫ですか?」
「いや…俺が強引にしたんなら大変だったかなあと思って。俺デカい方だし。慣れてれば平気なんですか?今痛くない?」
なんっかイラっとする
・・・(苦笑)。
実生活でも誰かと話していて一瞬の受け答えで、ああ、この人はこういう人なんだ、などと判断してしまうことがあるのですが、その時の感覚に近いものがあります。些細な、でもリアルな人間性が良く出ているんですよね。
漫画的ないかにも嫌な奴です!という感じではなく、知っていくうちに嫌になっていく現実に居るタイプ・・・と言いましょうか。
この時はまだ違和感程度だったのですが、話が進むにつれて出方が露骨になってきます。
こんなこと言ってよく平気だな~と苛々は募りますが、林自身は自分のことしか考えていません。
自分がゲイに好意を寄せられていて、自分も興味を持ちつつあるのを認めたくなくて相手をのせいにし傷つけて自分は平気だと安心させようとする・・・なんて卑劣な奴![]()
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1回だけ、篠原を酷く罵った後ようやく初めて「今のは無し。人として無し。俺最悪」と反省しますが、その前から十分最低だったよと私は冷たく笑いました。
いくら惚れた弱みと言っても、篠原はここまでされてどうして何も言わずに好きだと思っていられるのだろうと、佳境に入るまでムカムカばっかりして、もう聴くのをやめてやろうか
とまで頭をよぎりました。
あ、断っておきますが、この感想、辛辣ではありません。
話を戻しますが、それでも『好き』という気持ちは不思議で、全てを許し、全てを帳消しにしてしまうんですよね。
林は篠原の告白の返事を先延ばしにし、ようやく返事をする気になったかと思えば服を肌蹴てみせろと命令口調で見下ろします。そして、露わになった柔肌をつつつとなぞり、固く尖った乳首を転がし、一言強烈な最大の侮辱を口にします。
「やっぱ男とかムリ。これでいい?篠原さん」
渇いた風が情事の淫靡な空気で生ぬるくなった部屋を足元から浚っていってしまったかのような肌寒さ
。
立っていたのは更地だったかしら・・・と一気に現実に引き戻される感じに呆然自失
。
篠原の反応を見ても、辛くて辛くて・・・。
後になって、林は恋を認めますが、その時にはもう遅すぎなんです。
遅すぎなのに遅すぎだと思いもせず追っかけてきて、心に林の残像を映し続けたままの篠原を軽くかっさらっていってしまいます。
そんな都合の良いことが罷り通っていいの!?と思うのに、本気を認め一途に篠原の目だけを見た時の林は否を言わせない強引さがありかっこよくて、それまでの苛立ちは全部もういいやと、捨ててしまえました。
このお話自体はフィフスアベニューがCD化しそうな日常的というか・・・等身大のリーマンモノというか・・・とにかく、Atis collectionっぽくないチョイスだなと私は思い、ぜひどうしてこの作品をCD化しようと思ったのか理由を伺いたいくらいなのですが、しかし、Hシーンの描き方の濃さや脚本のバランスの良さでやっぱりAtisだと思わせられます。
まあ、終わり良ければ・・・ね![]()
実は結構好きです
w
林@羽多野さん
林の性格が悪い悪いと思ったのはモノローグが彼にあるからかもしれません。
実際篠原と話していてもデリカシーの無さは明らかなのですが、心の声を知ってしまうとますます引いてしまいます
。
羽多野さんはさりげなくいや~な感じを出されるので、こちらとしては耐えられる程度のものが徐々に積もっていき、ある時爆発してしまいそうな・・・そんな人間性を出して下さっていました。
ジャケットの高身長な体育会系っぽい?男性にぴったりの低音で、愛想はあまり無いようですが、そう声から感じるだけで、他人を簡単に寄せ付けないというのを耳で聞き取れる部分で表現されたのかなと思ったり。
気持ちに気付いて篠原を引っ張っていく時も
「しょうがねえだろ!俺はアンタらみたいなホモじゃねぇんだ!色々考えるし、時間もかかるんだ!」
などと・・・ここまでオブラートに包まず言えてしまうと逆にかっこよくて、羽多野さんはキャラクターに曲がることのない真っ直ぐな感情を入れるのがお上手ですから、失礼も失礼を通り越して彼の潔い真情として聴けました
。
篠原@裕史さん
最近聴いた裕史さんのBLCDでは最もエ□かったな
と、裕史さんファンが勇気を出して言ってみますw
私、裕史さんのことは大好きですが、BLCDでのそこはかとなく艶っぽさが出てしまうクールビューティー受け率の高さには少々疑問を持っていまして、もっとあんな役とかこんな役とかも振って!!!と叫びたいのですが・・・登場しただけでもわあんとオーラを振り撒くことのできる声優さんは少ないので・・・良いキャスティングだとは思います
。
それで、ですね、せっかくそういう役なのに生かしきれていないことが最近多かったと思うんです。ここまで期待させておいて!?え!?これだけ!?
というような。
しかし、今作ではがっつりしたのは1回(+ディ○プス○ートらしき描写も1回)なのにいかされっぱなし具合にドッキドキ
でした!
林は絶 倫なので、初めてなのにガンガン突いちゃうんですけれど、その度に篠原のエ□度が上がっていくんですよね。
普段はなんとなく色気のある人だなぁくらいだったのに、Hしたらフェロモンの最大値がどこなのかわからない!底なしのエ□度なんです!!!


エ□についてばかり書いていますが、個人的に一押しなのは泣く
シーンです。
泣いてもえっちぃんですよ。あんまり綺麗に艶っぽく泣く
ので、濡れた頬になんらかの形で触れて涙を掬い取ってしまいたくなります。
トラック2の18分25秒辺りからは特に注意深くお聴きいただきたいです!
ふふふ。気持ち悪い書き方になりそうになってしまいました(;´Д`A ```本当はもっと直接的に書こうと思いましたが・・・やめよう。
純粋に彼の表情に当てられて、悲しくなくても声によって悲しみが乗り移ってくるような感じがあります。
斎藤@置鮎さん
置鮎さんが脇役でもBLにご出演される日が再び来ようとは。どんな大役なのか!?と期待は募りました。が、私には置鮎さんである必要性を感じられませんでした。
とても良いお声なのですが・・・
それはもちろん存在感が増すに越したことはありません。
ただ、彼が最後に投げかけた台詞が「篠原君、どうせそんな男、碌なセッ○スしないよ」という負け犬の遠吠ry・・・
もう少しかっこいい部分があったり、二人への関わり方が全て知った風なズルい大人の一面を残していたりすれば感じ方は違ったでしょう。
「メロンパン戦争」の課長の役の方は最初誰かわからない程ちょっとむさくるしいおっさん臭を出されていました!
あの美声をここまで消せてしまうとは・・・\(◎o◎)/
恐れ入りました<(_ _)>
「メロンパン戦争」
鈴木達央(倉木)×間島淳司(藤野)
こちらのお話は約24分収録されていますが、個人的にはいっそ「グッドモーニング」だけで良かったのではと…(ぇ)。
実際そうしてしまうと大分時間が余ってしまいますから「メロンパン戦争」を入れたのは良いと思うのですが、あまりに展開が急で気持ちが冷めてしまいそうになりました
。
設定はとても素敵なんですよね
。
人一倍頑張っているのに上司にミスを押しつけられる等上手く立ち振る舞えない藤野。
誰も彼の努力なんて気付いていないと思いきや、要領良くこなせてしまうイケメンの倉木が実は気付いていて好意を寄せています。
お近づきになる為に倉木は藤野の大好きなメロンパン
を毎日買ってきて美味しいと言ったら勝ちというよくわからない勝負を提案します。(藤野は普通のメロンパンしか食べないのですが、倉木はクリームが入ったメロンパンなど変わったメロンパンも美味しいと勧め、こんな勝負をすることになります。)
何とも乙女チックなお話ですよね
。ベタですが私は好きですよ^^
話それますが、メロンパンを買ってくる中で、一度「カレーメロンパン」を買って来た時は笑いました。最早メロンパンじゃないよ!ただのカレーパンだよ!
とツッコんだのは私だけ?w
あまりネタバレするのも良くないので控えますが、この後藤野は倉木が大切な人だと気付き、彼のデスクを訪れ、倉木も喜び、そのままなし崩しに・・・
確かにメロンパンの交流でお互い理解は深まりましたし、大切な存在だとも思えたでしょう
。ですが、それだけでは友情までしか築かれないような気がします。
ほぼ抵抗なくHまでいけちゃうというのは・・・。もっと過程を描いてくれないと不自然です(;´Д`A ```
付き合うという境界線があいまいなうちから(付き合ってはいるんですけれど、どうも決定打に欠けているような・・・)大人の玩具を持ち出して来られてしまうのもちょっと・・・。
(相手に気持ち良くなってもらいたい思いやりは伝わってくるので、捉え方の問題でしょう。)
個人的にはHシーンよりもメロンパンシーンをもっと大切に描いた方が、ありきたりな話になってしまったとしてもほっこりできたのではないかと思います。
これだけ書いていますが辛辣感想ではありません。(説得力無いな~・・・
)
鈴木さんも間島さんもロマンチックな設定を壊さないピュア
さを大切にした演技をしてくださっていました
。
倉木@鈴木さん
BLで聴く演技では低めの分野に入るの・・・かな・・・いや、少し低めにしてところどころ低音を強調させるような特徴を入れているように聞こえました。
それがイケメンを作り上げるんですねv
倉木自身は上司に良い顔をできて上手く立ち回れてしまうので、当初藤野からあまり好かれているとは言えませんでした。
「なあ。藤野ってメロンパン好きなの?」
「え?倉木」
「昼食いっつもそれ買ってるよなぁ。社食にパン屋来る度にそればっか。飽きないわけ?」
「別に」
「ふーん。…まあ、ありきたりの地味っぷりがいかにも藤野って感じだけど」
これは冒頭のやり取りなのですが、藤野はこの言葉や倉木の日頃の様子からして、“地味っぷりが~”という言葉を強く取ってしまいます。
しかし、私としては、よく見ているな~という方が頭に残りました。
この作品が恋愛ものだから都合よく解釈できてしまったのかもしれませんが、それでもこの時から倉木は藤野を見てくれているという期待に胸が膨らむのです![]()
一番萌えた台詞は
「ばーか。おまえ、そんな嘘つける奴が、あんなタコ課長にミス押しつけられたりするかって。おまえ立ち回り下手だから、どうせよくあんなことあるんだろう。もうちょっと上手く…」
定番台詞ですよね。実は良く見てくれていました!というのがわかるのって。
しかし加減は結構難しく、軽過ぎず重過ぎず、笑顔を向けられているように思いもしますし真剣に心に向き合われているようにも取りたいですし。
鈴木さんは見事にそれを叶えてくださる読み方をされていました!![]()
ちなみに、鈴木さんは「グッドモーニング」で課長役もされていますが、これは無理がありました。
ダミらせれば老けるわけではありませんので、いっそ若い時にしか出せない声を大切に演じていただきたいですね。
藤野@間島さん
同月発売の「ホントのところ」も少し違いますが相手と勝負している話でしたね。少々デジャヴを感じましたが、こちらの方はもっと心の機微から垣間見られる可愛さを大切にされていました。
―同期の倉木と俺は、何故か今…っ…つきあってるような、状態で……―
このモノローグ。読み始めは割と冷静に聴衆へ向けて紹介していたのですが、“つきあう”という単語に及ぶ際には恥ずかしそうに声が小さくなり、顔が真っ赤
になっているのだろうなと想像できる乙女っぷりを出していらっしゃいました。
カワイイですよ~(*´∇`*)
「おっまえ、バカじゃないのか!バカじゃないのかぁ!?」
の慌てっぷりもカワイイ(*´∇`*)
声は状況によって普通から高めで、表情がくるくると出てしまう感じがありましたv
間島さんは何にも興味の無さそうな無機質な演技(でも、そのうちにちらちらと感情が見えてくる)が好きですが、今作は対局に属するかな?と。
そろそろ攻め役が恋しくなってきましたが、しっかりしつつ可愛いのもOKです
課長に一言物申すシーンの冷静さと的格さはスカッとしました!よくぞ言ってやった!!!と・・・意地の悪い笑みが・・・(笑)
巻末フリトが羽多野さん&野島さん、置鮎さん、鈴木さん&間島さんで約8分。
普段は林よりだという野島さんと、篠原よりだという羽多野さん。
無神経な役を演じる裕史さん、聴きたいな~。
置鮎さんは一人でお話しされていますが、その後裕史さんの口から酔うと可愛い置鮎さんの姿が暴露されちゃったり・・・!?w
鈴木さんと間島さんは、お二人とも普通のサラリーマンは久しぶりに演じたようですよ。
確かに・・・最近聴いた鈴木さんの役はあの役にしてもその役にしてもアクが強かったな、と(笑)。
特典CDは約30分。
「収録の感想」「印象に残ったシーン」
グッドモーニング組へのお題は「思わずときめいてしまう他人の言動や振る舞い、仕草はある?」
本来の性格がどうしても演技に出てしまうというのがなるほどな~と。最近、似た話を読む機会があったので、早速実感することになりました。
実は逆の配役の方が合っているのではないか!?と思いながら聴いてみて、それでも今の配役は合っているんだよね~と感じた時、また演技に対して奥深さを見出せそうですv
男女問わず趣味の話に目を輝かせて話す人が好きと裕史さん。
慌てて走ってきて鼻の頭に汗をかいている女性が好きと羽多野さん。恥ずかしがっている女性全般がお好きだそう。
自転車で九州を横断した裕史さんのお話、早生まれでみんなに追いつく為に色々スポーツの習い事をした羽多野さんのお話等聞き逃せない話題がたくさん!
メロンパン戦争組へのお題は「お互いをパンに喩えるなら何パン?」
「メロンパン戦争」というタイトルで、子供アニメのお仕事かと思ったと鈴木さん。妄想が広がり過ぎですよw
メロンパンについて調べたという勉強熱心な鈴木さん。色々お話下さりとても勉強になりました!
格子模様のメロンパンは「サンライズ」というのが正式名称らしいですよ。
そういえば、アンデ○センでメロンパンを見ると「サンライズ」と書いてあってお洒落な名前付けてるな~と思っていましたが、ただの正式名称だったんですね!?(ぇw)。
私もお二人と同じでご飯派なんですけれど、美味しそうなパンの話を聞いてしまうと・・・お腹が鳴ってきます・・・(><)
キャラと共通する部分や、これだけは譲れない!という話もされています。
個人的には間島さんの星の話をもっと聴きたかったです。私、間島さんのWebラジオなど聞いたことがないのですが、聞き上手な方なのでしょうね。今回はそれを強く感じました。
今回の特典CDはなかなか好きです
最近、作品を聴き、どう演じようと思ったのかやどこを大切にしたなど、本当に気になった時しかフリトを聴きたいと思わないのですが、この特典CDはなんとな~く再生したのに作品への興味が一層増しました。既に何度も聴いているのに、もう一度聴いたら必ず新たな発見があるだろうと楽しみになってきたのです。
「メロンパン戦争」ももう一度ちゃんと聴いてみます。得るものが多いフリトは大歓迎です!
惰性を見直して、これからはまたフリトをじっくり聴いてみようと思います
。