ドラマCD「好きっていいなよ。 6 ドラマCD付き特装版」を聴きました。
2011年1月13日発売 原作:葉月かなえ
出演 茅野愛衣 櫻井孝宏 豊永利行 高橋美佳子 甲斐田裕子 野島健児 堀江由衣 大原さやか 平田広明
原作1巻全部(おまけ漫画も含む)と2巻のお泊り話が収録されているのであらすじはその辺の事を書いておきます。
16年間、彼氏も友達も作らずにきた橘めい。ある日、誤解で学校一のモテ男・黒沢大和にケガをさせてしまうが、なぜか大和はめいを気に入って一方的に友達宣言。さらに、めいをストーカーから守ってくれたうえに、守るためとキスまでしてきた。しかも「本気」のキスまで……。
なかなか心を開けないめいだったけど、しだいに優しくて誠実な大和に惹かれ始める……。はじめてのキス、はじめてのデート、そしてついにはじめてのお泊まりに……!?
橘めい(CV.茅野愛衣)
16年間、彼氏どころか友達も居ない。誰も信じないで生きて来た女の子。なぜか自分にかまってくる大和に惹かれていく。
黒沢大和(CV.櫻井孝宏)
めいの学校一のモテ男子。いろんな女の子に好かれてるのに、なぜか違うクラスの暗くて変人扱いされてるめいにハマり中。
中西(CV.豊永利行)
大和の友達で、めいと同じクラス。あさみの事が好き。何かとめいに嫌がらせをしていたけど、あさみの事でアドバイスされ大切なものに気付かされた。
あさみ(CV.高橋美佳子)
大和を慕ってる、めいと同じクラスの女の子。他の子と違い、めいとも普通に接する。胸が大きいことで一部の女子から罵声を浴びせられていたがめいと出会い好転していく。中西と付き合い始める。
愛子(CV.甲斐田裕子)
めいに嫉妬してる女の子。大和が唯一Hした相手でもあるらしく、今でも大和のことが好きだけど、セ/フ/レ関係の男の子も難にか…?
原作2巻のキャラ紹介を一部改変して載せました。話の内容を全く知らない方にもなんとなくおわかりいただけていると良いのですが・・・。
他の方は感想中でちらっとご紹介します。
※あまり優しくない感想なのでご注意ください。
ドラマCD付きが発売される事を知って原作をちらちらと読みました。
葉月先生はTL出身の作家さんで、私が初めて買ったTLの作家さんなのでちょっと思い入れもありまして、人気作家になられたことに感動していますv
最初買うつもりはなかったのですが、1巻読んでみてこれを櫻井さんの声と演技で聴けるというのはなかなか面白そうだと感じ買いました。
コミックスに付いているCDなので正直そこまで期待していませんでしたが、75分とボリュームたっぷりで、演者さんも豪華!!!![]()
脚本は高橋ナツコさん、音響監督は明田川仁さんでした。
w(゜o゜)w オオー!なぜこんなにお金をかけているのでしょう!?
1950円でゲットできるのはありがたいですv
未読の方は、とりあえず1巻は読んでいただいて、あらすじがわかればいきなり6巻だけ買っても楽しめると思います^^(もちろん全部読むに越したことは無いですけれど。)
先程櫻井さんを楽しみに~と書いたとおりに、買ってきてすぐにしたことはボックスを開けて、コミックス
とトールサイズ(一般的な市販のDVDケースと同じ。)のCD
を出し、再生して櫻井さんの声が聞けるところまで飛ばしました(爆)。そして声が聞こえた瞬間
うわ~惚れた。もう既に惚れた。
これが速攻出た言葉です(笑)。
誰にでも優しく見守ってくれている雰囲気で、周りを傷つけずに正論を主張でき、かっこいいのにちょびっとヘタレっぽいところも合っているように思いました。
そうそう。カラオケ
のシーンがあるのですが、久々に
櫻井さんの歌声が聴けます!
キャラソンが無理でも、最近は個人デビューされている方も多いですし、お上手なんですから歌われる機会ができるといいなと思いますv
一方で、ファンの方から待望されても歌わない信念を貫いているのもそれはそれでいいと思っていますv
さすがにこのまま櫻井さんだけ聞くのもおかしいので頭出し再生しましたが、私的に茅野さんがイメージ通りだったので気持ちを込めて聴けました。
暗くて友達もいないという設定ですが、本来の彼女に大和は気付くんですよね。音声だけでも気付ける要素がたくさんあるのがわかりますv
基本低血圧?と思うようなテンションの低さ、割とゆっくり話しているのがぼうっとしているとも天然さんとも肝が据わっているとも取れ、ここぞという時にはテンションは変わらないのにズバッと的を射た事
を言ってくれ、女の子だなぁ~^^という面もちょいちょい垣間見えるようになっていく・・・というのが声に全部集約されてます!
若い声優さんの成長と活躍は目覚ましい
ですね。今後注目して聴いていきたい声優さんになりました!
美佳子さんのかわゆぅうううい女の子もぴったり!あさみちゃん・・・超可愛い(*´∇`*)友達になりたいぜ![]()
豊永さんの演技をまともに聴いたのは初めてなのですが、中西の盛り上げ系の男子!というのがテンションや茶々の入れ方からきちんと伝わってきましたv
が、これは原作を読んでいたから入り込めた、というのもある気がします。
おバカっぽくわーわーぎゃーぎゃー言って来て、最初めいを嫌いからかったり、あさみにお/っ
/ぱ/い触らせろとか・・・それが傷つけることもあるというのに気付いていない・・・ある意味真っ直ぐな男子なんですけど・・・わかっているからこそ中西はこういう奴だから、と割り切れたというかなんというか・・・。
おバカっぽさを棒っぽい感じで出そうとしていたと擁護するにはちょっときつい・・・かな・・・と思えるような・・・決して下手というわけではないのですが、もう少し本心が見えると・・・いいかな。
この後の巻がもしCDになることがあれば中西の違う一面が出て来るので、確信をもって説明できるはずです。この場は流してください
。
甲斐田さんはちょっと大人び過ぎている気もしました。姐御肌でかっこいい
んですけど、上品すぎるように思いますし、若者言葉があまり自然に聞こえません(^^;
若者言葉(表現が乏しいのが残念です(^^;)や話し言葉について・・・今作では使い方の難しさに触れました。
とあるシーンでの大和の台詞。
「そいつ、顔に毎日、新しい痣作って来て、俺はそれ毎日見てたのに、それを止めてやることができなかった。結局、やっぱ、自分の身は自分で守れってことかって、もうどうにでもなれ!みたいな 略~」
このような話し方がちょくちょく出て来るのですが、原作では気にならなかったのに音声になると同じ言葉の多用からかくどく聞こえてしまいました。
台詞を変えてしまうと原作とは別物になってしまいますし・・・難しいですね(^^;
話戻しますが、あとの方はほとんどどうしてこんな豪華にしたし!レベルです(^^;
雅司@ノジケンは愛子を好きなようですがボウリング
シーンに出て来ただけですし、ほっちゃんは大和の初恋の人で性格悪くちょっと出て来ただけ、大原さんはめいの母親、平田さんはめいの父親ですが亡くなっていて、回想シーンで二言三言・・・orz
ドラマCDの続きを考慮しても、ほっちゃんと平田さんは無駄遣いだったと思います。良い演者さんで聴けるのはありがたいですが・・・。
作品についての説明ですが、全体的にボイスコミックのような雰囲気です。
無くても大丈夫ですが、やはり原作で追いながら聴いていくのが一番良いでしょう。
こう書くのは、枠外の台詞(作家さんが手書きで補足台詞を書いていることがありますよね。)がほとんど全くと言っていいほど記されていない点にあります。
その細かい台詞で登場人物の性格が窺えたり、細かなやり取りにくすっと笑ったりすることもあり、ある意味一番重要とも言える部分なので描かれていないのは大変残念です
。
場面転換もわかりにくいですし、絵でしか表現できない部分、例えば、めいと大和の初キスで
―からあげの味がした―
という台詞が印象的に使われるのですが、その前に大和が友人たちとカラオケに行っていてからあげ
を食べていたという説明が無いので意味不明に陥る可能性があります。
勘の良い方ならすんなり流せるでしょう。
あと、何をしているのかわかりづらいです。特に残念だったのが最初のキスシーン・・・orz
ストーカーに追われ、それまで都合の良い時にしか友達面しない人たちにうんざりして頼ろうとしなかっためいが大和に助けを求めるとすぐに駆けつけてくれて、恋人のふりでキスし撃退するというものなのですが・・・
キスの音が入って無い・・・(´・ω・`)
生々しくやって欲しくなんてないんです。「ん」とか「ちゅ」とかそれっぽい音が少しでも入っていれば良かったのに、無音と“バサッ”という衣服が擦れるようなSEだけで表現するのはがっかり。
このシーン、大和の目線の色気と独占欲(この時点では演技)が読者を一発で射抜くような力を持った、簡単に言うと大和に惚れちゃう
シーンなんですけど、それを音声で表すのは至極難しいですよね。
だからと言って、無音というのはいかがなものなのでしょう。
豪華なスタッフを揃える必要はあったのでしょうか。
原作に忠実なので原作ファンには完璧!なCDかもしれませんが、ドラマCD向きに多少改変した方が・・・良かったような・・・。
私うるさいな・・・。すんごい失礼な事を書きまくっていますね・・・(;´Д`A ```
色々書きましたが、決して批難しているのではありません。それだけ留意してください。
作中の描き方で好きなのは、お泊りの話ですv
布団の中で後ろから抱きしめられ会話するなんてドキドキ
しちゃうシチュエーションが・・・v
少し書き出してみます。
くっついてくる大和にめいは持ってきた防犯ブザーを見せて忠告します。
「いつ何時、何が起こっても困らないようにだ。備えあれば憂いなし。ということで、離れろ」
「やだ」
「は?」
「これ以上何もしないけれど、離れもしない。だから少しの間、このままで居させて」
「ん……」
「すごい、めい、ドキドキいってるね」
「そ、そんなことはない」
「だって、聞こえるもん」
「黒沢君だって、さっきから何かお尻に……」
「言っとっけど、触ってねぇぞ。勝手に反応してるだけだからな」
「それって、まさか!勃/ってんのか!んなわけないよ、な。ハハハ……」
―こんな私で、そんなことあるはずが……―
「俺は今日一日、めいばっか見てたよ」
「嘘だ。中西君も黒沢君も、あさみさんの水着姿に釘づけだったくせに」
「ありゃ誰だって目のやり場に困るだろうよ。俺は、めいが、どんな姿格好で居ようと関係ない。めいを見てるとこうなるの」
こういうシーンを選んでしまうのは、私が不純だからでしょうか・・・
。
でも、好きがたくさん見えて心臓の音まで聞こえそうで・・・いいな、と。(*´∇`*)
カップルのイチャイチャしすぎないイチャっぷりが好きですv![]()
唐突ですが、大和のかっこよさに目がいくのは当然と言えば当然ですが、めいの人に嫌われる事を恐れない純粋さというのはかっこいいなと思うんです。
男子に回し蹴りを喰らわせたのもスカッとしましたけれどw、少女漫画にありがちな悶々と悩むというのが少なく、気になったら躊躇い無く訊き(誰々さんが初恋の人って本当?とか誰々さんとHしたの?とか・・・)、顔や態度にわかりやすく出てしまったり尾行してみたり(悩んでないで外に出てみる行動派な部分)というのが理想的でこうなれたらいいよね、とw
それでいて嫌味じゃなく、天然なところもあるので不快になりません
。
なかなか言えなくてすれ違うような純粋さがいつの時代も支持を集め、現在も暗かった子が男の子との出会いによって変わっていき友達もできて~という起点の近い作品が流行していますが、全く見せ方を変えると180度変わるんだな、と少々感心しています。
好みですから優劣を付ける気もありませんし、物語の進行が全く変わってきて別物なので、読み比べてみても面白いかもしれませんね
。
CD紹介ですから話の終着は“まずは(1巻読んで気に入ったら)CDを聴いてみてください”というところに落ち着かせようと思います。
以下6巻も読んだので6巻中心に全体を含めてちらっと感想を。
ドラマCDは関係無く、個人的な感想なので、ご興味無い方はスルーしてください。
私老化してしまったのでしょうか。
所謂“ケータイ世代”にヒットしそうな話ですよね。
あの子嫌いだからみんなでハブろうよ!口きいちゃだめ!等結構露骨で極端。良くも悪くも真っ直ぐで幼稚ですよね。そういうのって高校生でもするんですね。
いや、もっと巧妙にやっているのかと。(もちろんいい年していじめなんて・・・と大人な考えを持った人もたくさんいると思います。)
昨日今日の関係ならまだしも、小さい時からずっと友達(味方でいてくれた)だったのに自分の意見に反発したからと言って信用せず、ある種の被害妄想に駆られて、浅い関係の子にもうあの子は要らないとまで言えてしまうものかな。(伝わっているでしょうか。)
あなたは随分幸せな学校生活を送っていたのね、とツッコまれるかもしれませんが、そうでもありません。人並です。何度も修羅場に遭遇していますし。
こんなに根は純粋で~みたいな方が逆に無かったのかもしれません。ある程度人格形成されるともっと(悪)知恵が働いたりスマートな関係作りを心掛けてたりするような気がします。
私すっごく嫌な書き方してますね~(;´Д`A ```
この作品がヒットし読者の共感を得ているということは現実に近いものがあるのでしょう。
実際はもっと巧妙なのかもしれませんが、極端な例を出すと結果的にエピソードが簡略化されるように思います。それを額面通りに受け取らせわかるわかる~!というのを狙っているなら・・・なんか、なぁ・・・。
会いたくて震える、という表層的なことではなく、その奥にある複雑な感情を抉ることこそプロだと思っている人間にはそこまで入り込めないです。
今現在中高生と関わる事が無いので、全体的には色々勉強になりました。
