BLCD「17歳の密かな欲情」を聴きました。
2008年12月25日発売 原作:高久尚子
出演 子安武人 水島大宙 成瀬誠 遊佐浩二 他
遂げられない想いなら、せめて身体だけでも---スキー合宿の最中、雪山で遭難しかけた凛を助けたのは、女子に人気の国語教師・高村だった。中腹のロッジで、天候が回復するのを待つ二人。礼を言う凛に、高村は「もうピアノは弾かないのか?」と唐突な質問をしてくる。
高村と凛は7年前、ピアノ教室で出会っていた。だが凛は、優しくてカッコよかったピアノの先生しか憶えていない。そんな凛に高村は「成就なんてできっこないよな」と告げ、その体を無理やり抱く。凛は高村を「エロ教師」「最低」と非難しつつも、高村との行為に溺れていく。
高村礼二(CV.子安武人)
高校教師。凛の担任。高校生の頃、通っていたピアノ教室で幼い凛と出会う。
その頃から、凛に密かに想いを寄せていた。
朝生凛(CV.水島大宙)
スキー合宿がきっかけで、教師・高村と肌を重ねてしまう。体から始まった関係だけど、いつの間にか高村に恋していて――!?
宮沢しの(CV.成瀬誠)
凛の友達。よき理解者。
正岡(CV.遊佐浩二)
高村と同僚の教師。高村にちょっかいを出す。
子安武人(高村礼二)×水島大宙(朝生凛)
最近はずれの多いランティスからの発売。
去年の今頃はランティスびいきも甚だしかったのですが・・・同じ作家さんを好んで発売したり、続編ばかりな辺りがどうも解せない。おまけに作品も面白くない。
窮鼠や恋の雫は本気でよかったのですが・・・。
で、何が言いたいのかというと・・・。よくなかったです。![]()
一応言っておきますが、無難なのでしょう。でも、私の中では許せない何かがあったんです。
良い感想をお求めの方は、読まないでください。
ストーリー(の雰囲気)もイラストもかなり質が高いと思います。
幼い頃ピアノを習っていた主人公が見ていたお兄さん(同じピアノ教室にいたわけです)。そのお兄さんの好きな人がその少年。
って。。。ただのロリコン!?と思われるかもしれませんが、好きになった経緯を知るとそうは思えなくなります。
大人だから上から目線(同情的な気持ち)で少年を見ていたのか?そう捉えず、純粋に少年を愛おしく思ったと捉えたとき、作品はいいものに感じられると思います。
ピアノ
というアイテムの効果も凄い!これが出てくるだけで、しっとりとした落ち着いた雰囲気になり、凛とした空間ができあがるんですもん。曲数も多くて、その点でも楽しめます^^![]()
好きで犯してしまう。関係がだらだら続く。でも、心も欲しくなる。流れも心情の変化も悪くないと思います。
高校生になった少年に良い友人がいたりとか、ちょっかい出してくる正岡先生とか、そういう所も一つ一つ良いです。
さらに評価するならば、「17歳の密かな欲情」という題名も素敵だと思います。ストーリーの中でこの意味が解きほぐされるのですが、その時の納得感ときたら!
このCDの発売が決定したとき、原作未読ながら題名で1番聴きたい!と思えたぐらいですし。
ん?なんか矛盾してると思われるかもしれませんが、作品の評価はそんな感じです。![]()
では何が悪いかというと・・・。声優です。
コヤピ・・・。彼は作品を選んだほうがいいと思います。色々な作品に出ずっぱりなせいで、演技を正当に評価できなくなってきているように思います。テラコヤスと言われるのは、ある意味ではコヤピの存在感を称賛する言葉であると思いますが、一方では何をやっても・・・。
イラストを見ると、コヤピの声とはマッチするんです。でも、聞いてみると演技は噛み合いません。
シリアスをやっているのにギャグに聞こえる。ギャグ部分もそのせいで中途半端になる。もっとメリハリをつけた方がいいのに。。
アニメ等で見ていて、彼の演技で惚れてしまいそうなぐらいかっこいいキャラもたくさんあります。ただ、この作品においては・・・。
正直、コヤピにやらせず、別の声優にやらせた方が良かったのでは?と思います。
このせいで、なぜか大宙にもとばっちりが・・・(汗)
もともと大宙はさほど好きではないし、彼のBLも、作品で選ぶことはあっても、彼目当てに選ぶことはないのですが・・・。今回はきっと、演技の面では悪くはなかったと思います。高校生の無垢な気持ちをよく演じていたと思いますし、正岡先生に高村が襲われそうになっている所を目撃し、逃げて泣くところも良かったと思います。
でも、全部をコヤピに持っていかれた感が否めません。
(あ、でも・・・欲を言うならば、もっとしっとりとしたタイプの声を持つ声優さんに演じてもらいたかったかも。。って・・・欲のレベルじゃないじゃん。。根本的な問題な気も・・・。)
贔屓目なしに、成瀬さんの妖しい?友人や(実際は純粋な友人だけど、声がエロいのでvv)ゆっちのコヤピに迫る先生は良かったと。
脇役の演技がよかっただけにさらに残念。
声優目当てで無い限り、この作品はCDより原作を読むべきだと思います。
