今年開催予定の東京オリンピックですが、日本における近代スポーツの父といわれ、NHK大河ドラマ「いだてん」にも描かれていた岸清一氏の銅像です。

 

 大正の頃に日本ボート協会初代会長、嘉納治五郎に継いで第二代日本体育協会会長、そして国際オリンピック委員会委員に就任してスポーツ振興に尽力し、逝去後に建てられたこの銅像の除幕式には当時のIOC会長が出席して「東京オリンピック(初回)の開催は岸の偉業である」と賛辞を述べたといいます。

 彼の遺言と寄付により、岸記念体育館がお茶の水に建設された(現在は新国立競技場に隣接するJAPAN SPORT SQUAREに移転した)そうです。