NorthWind Diary

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富山県全域で活動しているマーチングバンドです!

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みなさんこんばんは。

大会にしかブログを書かないズボラな団長です。

無事に全国大会を終えホッとしております。

 

大会に関わった全ての方々、二日間お疲れ様でした!

 

昨年の全国大会をモチーフにした衝撃作から一年、今年もノースらしいクセの強いショーを多くの方々に楽しんで頂けたかなと思います。

 

 

【他のチームがやらなそうな事をやろう】

というコンセプトはもちろんですが、今回のクセの強いショー、ああみえてそれなりに考えて作られているのですよ。ほんとに。

 

今シーズンは県外から参加してくれたメンバーが多かったので、そのメンバーがショーに参加する事に出来るのか?とか、覚えれるか?という類の不安を少しでも減らしてあげたかったのです。

同じ曲&ドリルを二回やる事により、本来覚える事が約8分の内容を約5分ほどで済ませられたのです。約5分とは小・中学生部門のショーよりも覚える事が少なくて済む事になるんですよ。

って事を考えてこのショーにしたんだよってメンバーに伝えたら

「えっ、そこまで考えてたの?」って驚かれました。悔しいです。

 

一般バンドは、こうした県外から通うメンバーが所属している事はよくあると思います。

それと同時に、地元メンバーでも仕事や学校の都合で毎週の練習に必ず参加出来る人なんて極僅かだと思います。

大きなチームや、毎週の練習に必ず参加しなきゃダメみたいな「ガチ勢」のチームもあると思いますが、ノースはそこに全くこだわっていません。

勘違いしないでいただきたいのは、そんな「ガチ勢」を否定批判するつもりは微塵もありません!

そんな方々が高い技術・音楽性・ショーを作り上げる事等にこだわりがあったからこそ、日本のマーチングのレベルが上がってるのは紛れもない事実です。

 

ただ、私達が活動している北陸・富山県は、年々参加チームや団体毎の人数も減ってきているのです。

参加団体を増やす事、これは私個人はもちろん、ただの一般チームなんかで出来るような簡単な事ではありません。

ですから、まず私達が出来る事と言えば、

 

「マーチング人口を減らさない事」

 

これに尽きるのだと思います。

ですから私達はガチ勢にはならず、

マーチングを続けたいけど・・・

って方の・・・をいかに少なくして、マーチングを楽しみたい方を一人でも多く受け入れたいと思っています。

 

人気も実力もあるチームが支部大会で落ち、私達みたいなチームとして小さく実力も足りないチームが全国大会に出る事を快く思われてない方々もいます。

それは支部落ちはしたけど良いショーを作り上げてきた自信があるプレイヤーの気持ちの表れや、入手困難なプラチナチケットを手に入れたからこそ良いショーを見たいというお客さんもいるので仕方のない事だと思いますし、私自身も若くて未熟なクソガキの頃はそんな風に思った事もありました。

 

ですが、マーチングはガチ勢しか出来ない・してはいけないなんて思いたくもないし認めたくもない。

だからクソみたいなおっさんな年齢になってでもフロアに立ち続けてるのはやっぱりマーチが好きだからだし、これからも立ち続ける(予定)

そういえば某○町さんや某アルムナイさんには、還暦を迎えてるプレイヤーの方がいらっしゃるそうです。尊敬です。

 

ガチ勢じゃなきゃ認めないなんて風潮にもしなってしまえば、日本のマーチングはいくらレベルが上がり素晴らしいショーを披露出来ても、極一部のガチ勢の為だけの閉鎖的な芸術になり衰退するような気がします。

そうならない為にも、私達みたいな小さなチームは今後も頑張り続けなければいけないのかなと思います。

 

仕事・家庭・学校等の事情でマーチングプレイヤーから今は退いてる方や、今シーズンでプレイヤー引退を考えてる全国の方々、もう一度フロアに戻ってみませんか?

私達に限らず、練習参加に不安を抱えていても安心してマーチング出来るチームは必ずあります。

 

もしお近くになければノースへ来て下さい。

全国大会の朝一出場を目標に一緒に楽しみませんか?

 

朝一は良いですよ。ほんとに。シードにしてもらいたい。

おはようございますを言えるし、ケン○ッキーやロッ○リアをガラガラの時に食べに行けるし、本番が終わったら出演者の中で一番多くのチームを観客として観れるんですよ?ちなみに今年は一般大編成の3番目(頑張れば2番目から観れたかも)から観れました。

お金に余裕があれば出演者席じゃなくチケット(出場団体に割り当てられるやつ)買って観れるし。

マーチングをやる・観るの両方を満喫するなら、一般小編成で全国大会出場を目標にするのはありです。

 

マーチングの楽しみ方は人それぞれ。
ガチ勢もゆる勢もマニアなお客も初めて観るお客さんも、全ての方のマーチングに対する想いを認め・受け止め・理解し応援する。

 

それが本当のマーチング愛、だと信じてこれからも楽しみます。