さて、付属の山はボール紙でつくるトンネルシェード。
流石にこれをそのまま使う気にはなれません。
現物を加工してもいいのですがいっそのこと新たに作り直す方が良さそう。
・・・というわけで
スチレンボードで山の概形を組んでみます。
トンネルポータルは重厚な石積みの津川洋行製。手持ちの在庫品を活用します。
ポータルが大きいため山もかなり拡大してしまいます。
神社を置いてみると
所定の位置には収まりません。山も境内を侵食してしまいますし。
このまま現物合わせで位置をずらし、山はそのままご神体にてしまいましょう。
つまり本殿の裏からそのまま鎮守の森が山へと続いて行くような。
なので山はベースと一体に固定する前提となります。
なのでメンテナンス用の開口部は必須。
あとは現物合わせで切り出しては組み立て。
車両と干渉しないよう注意。R140ゆえに内輪差もオーバーハングのせり出しも大きくなります。
ちなみにキット所定位置に入口を設けた場合、20m車両は明らかに干渉します。
20m車両を常用するつもりはありませんが、一応通過可能にはしておきたいので。
なのでポータルがこの位置になったという顛末。
あとはスタイロフォームの積層で山体を築いてゆきます。
熱線で切るスチロールカッターがあると作業も容易です。
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スチレンボードともども現物合わせでザクザク削ってゆきます。
紆余曲折の末
山の概形はこのように。
神社を置いてみると。
ほぼ中央にまで移動してしまいます。
ゆえに里山の分校は廃校となりました。
どうしても存続させいたい場合はキットどおりトンネルシェードを用いるか、あるいは山をつくらず植林して鎮守の森の中を線路が通るかたちにすると良いのかもしれません。
その場合もまた木立と車両の干渉を考慮しなければならず、嵩上げされた神社との地形の整合をどうするかという問題が。
その辺にミニレイアウトの難しさがあるのでしょう。
また、それらを解決させる方法の採り方にそれぞれの個性が現れるものでしょう。
続く・・・