さて、先日より組み立てておりましたWIN製キハ55系気動車。
首都圏色はトレーラーとして他系列の編成に組み込む方針でいますが、手持ちの中には国鉄急行色もあります。
ならば揃った編成で走らせたくなることもあるのは確か。
なので何らかの方法でモーターを組み込みたいものです。
折しもKATOキハ58系リニューアルで実物同様に大量の余剰車を発生させてしまったこともありそれを活用することにします。
ジャンク箱から発掘したKATOキハ58動力ユニット。これを装着することにします。
不良在庫にはやはり不良在庫化した部品を活用。そのための新規購入は一切行わない方針ですし。
まず仮に嵌めてみて干渉する部分のチェック。
わずかな加工で装着できそうな様子です。
まず床板の白いプラ部分。この両端が車体と当たるので削ります。
ダイキャストの幅に現物合わせでニッパーで切り落とすだけ。ダイキャスト部分の加工は要らないようです。
窓パーツも干渉部分を切り落とします。ちょうど窓下を切り落とすとダイキャストの上辺に当たるようです。
窓に傷をつけないよう注意しつつカッターで刃を入れてある程度のところで折り取ります。
シート背もたれの幅がガラスに干渉していたため端をわずかに切り詰めます。
これとひとつ前の窓ガラスの加工も含め、何度も嵌めては削ってを現物合わせで繰り返して無理なく収まるよう調整します。
調整が済んだらガラスを細切りした両面テープで留めます。左右一箇所程度で充分でした。
装着の済んだキハ55、動力は固定要らずで嵌め込んだだけで落ちることもないようです。この辺は個体差もあるかもしれません。
僅かに動力ユニットが下にはみ出ているように見えますがこれで完了。
車高も問題なし。
台車の大きさが両社で異なるようですがそこには目を瞑りましょう。気になるならトレーラ車をKATO台車に交換することになります。