冷風扇を自作する | 想いをカタチに~手づくりの日々

想いをカタチに~手づくりの日々

模型からアクセサリー、オルゴナイトまで、いろいろ手掛けてはモノになりきれない器用貧乏人間のブログ。
点と点はいつか線になる。出来上がる作品は違ってもその技法は繋がっているしそもそも根底にある思いは同じ。
自分なりの世界観を追求しつつ制作を続けています。

日々暑くなってきました。いかがお過ごしですか?

そうかと言ってエアコンにばかり頼るのは身体にもお財布にも宜しくありません。

 

そこで冷風扇を安価に自作することにします。

用意するのは

・発泡スチロールの箱

・USBファン

・車用のドリンクホルダー

 

発泡スチロールの蓋にUSBファンとドリンクホルダーの外径を罫書きます。

できるだけ寸法キッチリと罫書き、少々きつめくらいがいいでしょう。

緩いとあとが大変です。

 

そしてその罫書き線に沿って穴開け。

線の内側を切るようにしておきます。

切り抜きには熱線で溶断する発泡スチロールカッターを使用。

カッター刃のようにボロボロ崩れることもなく容易に切断することができます。

 

ドリンクホルダーの底は缶が落ちない程度にくり抜きます。

 

そしてUSBファンとドリンクホルダーを蓋に取り付け。

このときUSBファンの向きを間違えないように。

ファンは裏返しに取り付けます。

少々きつめにと書いたのはこのため。

発泡スチロールの柔軟性で押し込んだだけで保持されます。

もし緩いと接着なりテープ留めなり何らかの方法で固定する必要があります。

もうおわかりですね。ファンが吸気、ドリンクホルダーが吹き出し口になります。

この箱に保冷剤を入れ、電源を繋ぐと冷気が吹き出してきます。

氷でも凍らせたペットボトルでもOK。

ファンで送り込まれた空気が箱の中で冷やされ、吹き出し口から出てくる簡易クーラーとなります。

制作時間はものの30分足らず、今回は車内で使いたかったため吹き出し口にドリンクホルダーを用いましたが、そこをただの穴で済ませるなどすれば更に早いでしょう。

 

これで夏も涼しく過ごせるでしょう。。。