はじめての1/12バイク模型 YAMAHA XV1000の制作① | 想いをカタチに~手づくりの日々

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模型からアクセサリー、オルゴナイトまで、いろいろ手掛けてはモノになりきれない器用貧乏人間のブログ。
点と点はいつか線になる。出来上がる作品は違ってもその技法は繋がっているしそもそも根底にある思いは同じ。
自分なりの世界観を追求しつつ制作を続けています。

どういう風の吹き回しか、1/12スケールのバイクモデルを手掛けることになってしまいました。

それは、杉山武司氏の「男のドォルハウス」講座に通い始めたことから。

そのテーマが「1/12スケールの木造オートバイ小屋」

 

しかし、バイクにはまったくのド素人。

知識は皆無に近い自分には何を選んだらいいのかすらわからない。

そんな中で選んだキットはタミヤ1/12YAMAHA XV1000ビラーゴ

 

 

別にこれと言って思い入れがあるわけでもなく、たまたま店頭で手に取ったキットがこれだったというだけの選択。

杉山氏の趣向が70~80年代アメリカンということもありその点でも適っている選択と言えるでしょう。

 

では、手掛けて行きましょう。

初挑戦のジャンルということもあり、取説の順を追ってストレートに組むことを主眼とします。

ただ、あくまでディスプレイモデルと言うよりはドールハウスの添景となるため、適宜変更を加えて行くことも考慮。

まず、左右のフレームを接着。

これは完成後ほとんど隠れてしまう場所のため美しく仕上げるより歪みなく組み合わせることに留意。

そして、先に燃料タンクを左右貼り合わせてしまいます。

ここは継ぎ目の仕上げを求められる場所ゆえに時間を喰われることが予想されるため先に済ませておきます。

過去に接着剤や塗料の乾燥時間の長さゆえにモチベーション落としてしまった経験もありますので。

 

次にエンジンの組み立てに入ります。

それに先立ってランナーごと基本塗装。

ランナーは黒成型と銀成型、あとメッキパーツがメイン。

缶スプレーでランナー全体を吹き付け塗装。

銀成型のランナーには先にセミグロスブラックを吹いたうえでシルバーを塗装。

これで金属の重厚感と陰影の表現を狙います。

前日組んだフレームもここで忘れずに塗装しておきます。

 

 

 

 

あとはインストの手順に則り組んで行きます。

パーツの嵌めあいも良好。ほとんど修正も要らずにサクサク進みます。

同色のものから組み立てて必要であれば再度シルバーを吹くつもりでいましたが、塗装を剥ぐような修正個所もなくゲート跡もほとんど隠れて見えなくなる位置。再塗装の必要はなさそうな様子。

黒の上に銀を重ねたのがわかります。

わずかに下地の黒が残るくらいの方が鋳物のブツブツ感が出ていい結果を生むかもしれません。

メッキパーツも組み付けて行きます。

・・・・が

V型シリンダーにキャブレターが入らない(>_<) 

位置決めの出っ張りを切り落として落とし込むように接着。

 

エンジンの基本部分ができあがりました。

塗装したフレームに仮組みしてみます。