まだ2月だというのに、もう新学期だ。
中学受験の世界では。
私の卵巣や両胸の全摘手術が終わってから上の娘の通塾を始めようと思っていたが、すべての手術が終わるのがいつになるのか分からないので、原則通りに2月から塾通いをすることにした。
バス停で日能研のバッグを持つ子どもたちがやたらと目につく。親と一緒なので今日が通塾初日だろうか。なお娘の塾は指定バッグがないので、リュックサックで通園。
午後の早い時間に娘が下校。家で学校の宿題、翌日の準備、おやつを済ませる。
まだ私は休職中である。夕方娘を路線バスで塾まで送る。とりあえず2月いっぱいは私か夫か、ファミリーサポーターが送るつもりだ。それでも娘は不安そう。娘が塾までの経路を把握しているか試すため、私は娘の横で何も言わない。娘は粛々と最寄りのバス停で降り、慎重に塾に向かう。私は娘の後ろを歩く。
校舎の前で講師に娘を渡し、そのままバイバイ。
帰りは定時上がりした夫が校舎の間で娘をピックアップして一緒にバスで帰宅する。
娘は2時間半の授業を受け、8時過ぎに帰宅。
私と下の娘は既に夕食を終えていた。
上の娘は大急ぎで入浴を済ませ、8時半に食卓に着く。
普段の9時就寝に遅れること10分で布団に潜り込む。
通塾しても生活リズムが大幅に狂わないことが分かり、ひとまず安心である。
私の入院中は夫が会社を早退して娘を塾まで送り、その足で下の子を保育園に迎えに行く。
夜、ファミサポさんに上の子を塾まで迎えに行って貰う。
帰りにファミサポさんと会えなかったときに備え、娘にキッズ携帯を持たせるつもりだ。
慣れたら娘が学校から直接塾に行き、帰りも一人で帰って来て貰いたいが、出来るだろうか。
いや、やってもらわねばならぬ。だって私は数か月後には復職予定なのだから。