子どもが朝食を食べ終わるのを待つ時間。

夕飯前、子どもがお風呂から出るのを待つ時間。

 

子どもを待つという事がとても苦痛だ。そもそも人を待つことが大っ嫌いで、そのせいで学生の時から友達が出来ない。旅行も常に一人旅。インドに一人で12回行った。

 

夕飯を作り終え、料理はどんどん冷めていくのに子どもは風呂から上がらない。手持ち無沙汰と退屈と空腹を紛らわせるために私はつまみ食いをしたりお酒を飲んだりする。立派なキッチンドランカーの出来上がりだ。

 

最近発想の転換があった。

私が子どもを待つのではなく、子どもが私を待てばいいのだ。

 

子どもの湯上りをもう待たない。子どもが出てから料理を作り始める。子どもは料理の仕上がりを待ち、出来立て熱々を食べられる(子どもは多少ぬるい方が好みだろうが)。それに早く配膳すると料理に虫やほこりが入りそうで心配なのだ。

子どもの入浴中、私は台所から離れ、アルコールも飲まず、本を読んだりブログを書いたりしている。

大変快適だ。ダイエットと禁酒にはもってこいである。