野田雅也氏のチベットの核実験についてのトークイベントに先立ち、トーク当日、会場提供者から
「チベットの核実験を証明する文書が見つからない。30年間核実験を調査し続けた市民グループにきいてもチベットの核実験を知らないと言われた。噂話程度でトークイベントをされるのは困る」との申し伝えがあった。

そう言えば私も野田氏の以前のトークで詳細を聞く前はチベットの核実験を知らなかった。http://ameblo.jp/northwestfrontier/entry-10786549689.html

本当にチベットで核実験があったのか?!

ネットで検索していたら、中国通信社の記事が出てきた。


中国最初の核兵器開発基地 愛国主義教育モデル拠点に
4月 4, 2007

(中国通信=東京)西寧3日発新華社電によると、中国最初の核兵器開発基地があった青海省海北チベット族自治州西海鎮に7248万元(1元=約15円)をかけて国家レベルの愛国主義教育モデル拠点を建設することになり、3日午前、正式に工事が始まった。

建設地は同自治州の金銀灘草原で、1958年、中国はここに最初の核兵器開発、実験、製造基地を建設した。中国初の原爆、水爆の開発に成功し、16回の核実験を行い、「原子城」と呼ばれた。93年、基地全体が青海省に移管され、世界で唯一、自主的に核兵器開発をやめた基地となった。05年、「原子城」は中央精神文明建設委員会から全国愛国主義教育モデル拠点に指定された。

今回のプロジェクトは清華大学都市計画設計研究院が計画、設計した。主に記念館と記念公園を建設する。記念館の建築面積は9615平方メートルで、五つの展示エリアと多機能ホールなどが設けられる。また記念広場、「596」(原爆開発計画のコード番号)の道、平和記念公園などが建設される。08年10月にすべて完成し、供用される予定。
http://www.china-news.co.jp/node/1608

以上引用終わり

なお中国通信社とは1947年から長年にわたって唯一日本向けに中国国営・新華社の記事・写真を配信し続けている。
中国政府からの情報だと思っていいだろう。