2月に引っ越し予定でした。
引っ越し先は友人のご両親が貸してくださるおうち。
当初、1月中に住んでいらっしゃる方が出ていいく予定でしたが、3月いっぱいまで待ってほしいとのなり、引っ越しは4月半ばになりました。
ひっこしできるとわくわくしすぎていたので、ひょっとしたら、これってなんか足止めになっているのなんて考えてしまい結構へこんでいました。
が、
1月末に、主人がインフルエンザにかかり、私は、ワクチン接種していたのに、数日後インフルエンザになってしまいました。
2月に引っ越しにならなくてよかったんやわ。これも引っ越し先に住まわれているご家族のおかげやわーとすっかり感謝感謝です。
話は変わりますが、2月12日、父の誕生日です。実家で今一人暮らしの父。
昨日施設で暮らす母と一緒に実家に行きました。
普段は誕生日プレゼントなんてしないのですが、炊飯器をプレゼントすることにしました。
父が使っているのは、妹が10数年前に海外で暮らしていた時に使っていたもの。
日頃から父も「この炊飯器で炊いたらまずいわ」
と言っていました。
せっかく農家の知人から買った新米のお米を持っていってもその炊飯器でたくと情けない状態
美味しいごはんを食べてもらいたくて、高価な炊飯器はとても買えないけど、使いやすくて窯の熱が全体に行きわたると、店員さんから説明を受けたものを買いました。
父も、喜んでくれました。
「ここを押したらあくよ。色々ボタンあるけど炊飯のボタンを押したらたけるよ。ごはんたく?」
「ご飯炊いたのが残っているから今はいい」
今迄使っていた炊飯器は私が持ちかえって処分することに。
自宅に帰ってから、父から電話
「今日はありがとうな。ところで、炊飯器、もう処分したんか?」
「(していないけど)うん、もうしたよ」
「悪いけどな、新しい炊飯器、いらん。いっぱいボタンついとってわからへん」
「だから、炊飯ってボタンを押したらたけるやん」
「どこにあるかわからへん。なんで、捨てるんや。もうこれから鍋でごはんたくわ」
もうこうなると、お互い似たもの同士、頑固だし、ひきません。
「勝手にしいや」
と電話を切り、隣でやりとりを聞いていた主人は
「俺、いうたやん。こうなることわかってたで。炊飯器買いに行くとき、絶対お父さんに買っても色々あるでっていうたやん。
それに、今までお父さんに、○○も、妹たちも、色々身体にいいからとか、お湯もすぐ沸いて便利だからとか、この服あったかいからと思って買ってあげても、結局もったいないとか、ガスの方が使いやすいとか言うて自分の意にそぐわなかったらごねるやん。」
今から30年以上前の事ですが、、私が高校を卒業して就職して19歳の時、両親が結婚20周年を迎えました。
新婚旅行で母は「鳥取砂丘」を見たかったのに、近場で旅行となり、「一度は鳥取砂丘を見たい」とずっと言っていたので、
「鳥取旅行」をプレゼントすることにしました。
母、久しぶりに夫婦で旅行できること、やっと鳥取砂丘が見れると喜んでくれました。
が、しかし旅行1週間前になって母が落ち込んでしまいました。
「鳥取いかれへん。お父ちゃん、行きたくないって言うてるねん。悪いけど、キャンセルしてくれる?」
母、すごくかわいそうでした。
旅行会社にキャンセルしなければと憂鬱になっていた時、
お酒を飲んで上機嫌で親戚の家から帰ってきた父が
「鳥取行くぞ」
と言い出し、母も私も何があったのかとびっくりしたけど、母は落ち込みから解放され、私はキャンセルしなくてよくてホットしました。
後日、伯父からの話で
「○○ちゃん、この間、お父さんが家にきてな、○○が、結婚記念日に鳥取旅行プレゼントするっていうんやけど、嫁はずっといきたがっとったからよろこんどったけど、俺は家でおる方がいいんや。行きたないんや。」
「ほんで、おっちゃんな、お父さんに言うてん。何を、あほな事いうてるんや。○○ちゃんが、せっかく、両親に旅行行かせてあげたいと思っていうてくれとんのに、親孝行やんかて言うてん」
とやりとりを教えてくれました。
旅行から帰ってきて「おかあちゃん、喜んでな。行ってよかったわ」
主人曰く
「お父さん一緒でお前は天邪鬼や。お父さんも高齢やから、美味しくなくても今までつかっていた炊飯器で十分やったんや。それを
○○がいいと思ってプレゼントしたけど、いくらシンプルなものでも、使い慣れるまでは、お父さんはごねるぞ。今度、口で説明だけと違って炊けて納得するまで見といたり。いつもそうやん。娘達で実家にクーラー付けてあげたときも、家に穴が開くとか言うて、嫌がったし、リモコンいっぱいボタンついて使い方わからへんとか言うとったけど、ついたらついたで、毎日喜んで電話してきてたやん」
炊飯器で炊いたごはん、父がおいしいと思えたらいいんだけど