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北 (TDF) のブログ

ももクロ関連の記録を付ける場が欲しくて開設しました。他の話題もあるかも。

5thアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』、ずっと聞いてます。名盤。

その中で最後の曲、『The Show』。
先日MVも公開になりましたが、本当に素敵な曲、素敵なMVですよね。
アルバム、そしてキネマ倶楽部のショウの本当の大団円のような。

そのラストフレーズについて、思うところがあったので、Twitterにも書いたのですが再編。
『I want my money back』
『お金を返してほしい』ですよね。

原曲だとこれは、『(人生というショーに出るチケットを買った)代金を返してほしい』と、今の人生に悔やんでいる人達の嘆きとして歌われ、それに対し、
『そんなこと言わず人生を楽しみましょうよ』と歌っている形で、ももクロ版でも基本的にはそうかなとは思います。

ただ、ふと思い立ったのは、ももクロさん達が歌うことで付与というか、強調された面が1つあるのかなと。

この曲のももクロ版の構成は一貫していて、

<1番>
『人生はまるで迷路みたい~もう一人じゃムリ、どうしたらいい?』『本当は怖いけど』
『人生というショー、楽しみましょう』

<2番>
『答えはいつも見つからなくて逃げ出したい』『本当は泣きそうでも』
『人生というショー、楽しみましょう』

と、『弱音』→『そんなこと言わずに楽しみましょうよ』という構成になっている。
(原曲より整理されてはっきりしている)

で、冒頭の子供のような夏菜子ちゃんの歌声や、5人→4人になった頃の表情を思うと、この弱音に彼女達自身の想いも(制作サイドが)重ねている気がどうしてもしてしまい。

『もう一人じゃムリ、どうしたらいい?』
『答えはいつも見つからなくて逃げ出したい』

なんとなく激動の2018年を思わせるようなこれらに続く、大サビでの最後の弱音が、(そんなことメンバーは決して言わないし、思ったかすらわからないけど)

『I want my money back』
(≒この道を選ばない方がよかったのかな、という最もネガティブな弱音)

として表現されているのだとしたら。
と浮かんでしまい。


そう考えた瞬間、一年前に疲弊しきっていたメンバーと、そこから続けてくれることを選んでくれた彼女らの決意を改めて噛み締めてしまい、胸が熱くなってしまいました。

そしてその最後の弱音もすぐに、
『Just enjoy the show. (そんなこと言わずに楽しみましょうよ) 』と前向きに変換される。

なんという慈愛。菩薩か。
有り難みしかないです。

(あえて和訳せずそのまま残したのも、直接的でなく解釈できる余地を残したのかな、とか)

そこまでの意図はないのかもしれないけど、今の彼女達が歌うからこそ、『考えすぎないで楽しもうよ』という言葉が、ただのポジティブ思考じゃない、
色んな事を乗り越えてきて、自分達だって挫けたこともあった、でも、それも含めて、このショーを楽しみましょう?という、深みのあるメッセージになったんだなぁと思いました。




3rd, 4thが出たときは、これが最高傑作では!?とも感じていたのですが、そこは流石、最新が最高のももクロ。

10年の深み、続けていくことでここまでの領域にたどり着いたんだなと感慨深い、これからも本当に楽しみですよね。

同じ時代に生きていることに感謝。
ずっと見ていきたいです。