8月の初旬に小田急のロマンスカーVSEの乗って箱根に行くツアーに参加しました。

VSEは定期運用を終え、ツアーなどでしか乗車できない列車です。

 

当日の待ち合わせ場所は小田急の新宿中央改札前。久しぶりに来た小田急新宿の改札前は小田急百貨店の縦壊しの大工事中の最中でした。

改札を入り電光掲示板を見ると

この「団体専用」に乗ります。ホーム上でビールやおつまみを買って時間を過ごしていると乗車するVSEが入線してきました。カメラやスマホを構える人たちでホームは沢山の人。

到着後数分で乗車することが出来ました。

「特別団体専用」という表現もニクいです。南新宿にある小田急本社の社員が手を振る、という企画は上り新宿に向かう列車に阻まれ見ることが出来ませんでした。

出発早々に弁当が配られました。弁当の外箱のデザインはは今回乗車したVSEではなく現在ロマンスカーの主力のGSE。大昔に小田急ロマンスカーの花形として活躍していたSEのカードが弁当箱に添付されていました。

今回のツアーの一つの目玉である相模大野車両基地への入線。

左右にひたすら小田急の車両が見えます。

めったに見る機会がありません。

高性能のカメラを持った小学生が大興奮していました。

ロマンスカーの運転席に入るための説明がありました。2階部分の運転席に入るために階段を下ろす実演もありました。またVSEは自動で階段を下ろす仕様になっているが最新のGSEは手動になっていたり等興味深い話が聞けました。この後、基地の方からロマンスカーの裏話的な説明がありました。

運転席はとても狭く、ほぼあぐらをかいた状態で運転をしなくてはならず、ロマンスカーの特徴である警笛を鳴らすのも車両に寄って仕様が異なるため大変工夫がいるとの事。

 

終点の小田原に到着までに沿線では何百人もの撮り鉄さんを見かけました。終点の小田原に着くと沢山の人達がカメラを構えていました。相模大野の車両基地に寄り道したり、途中の相武台前駅では定期運行のロマンスカーに道を譲ったりと普段の倍以上の3時間をかけての小田原到着でした。

小田原に付く前、相武台前という駅で、ロマンスカーだけでなく急行や各駅停車にも抜かれるという屈辱を味わいました・・・ロマンスカーに乗車しているのにwwまあ不定期のロマンスカー大好きで応募してきた乗客を乗せて運行をしているので仕方ありません。

定期運用していた頃には3,4回ほどVSEで町田や本厚木に行きました。もう本当にこれが最後の乗車だと思います。VSEは現在2編成が存在しその内の1台が9月に解体、もう一つが12月に解体されるそうですが、私が乗車したこの車両は9月に解体されるそうです。新宿から小田原までの楽しい時間をありがとう。

このツアーでは3つのホテルのうち希望するホテルに泊まれましたが第1希望のホテルは人気殺到で第二希望の強羅のホテルに宿泊になりました。

まだ陽も高いので早雲山や大涌谷にも行ってきました。大文字もくっきりと見えました。

強羅の迷路のような巨大な旅館に宿泊した後、色々と観光をしながら箱根湯本に。

このツアーでは行きはVSEに乗り、帰りは3つのロマンスカーの中から都合に合わせ帰りの時間に合わせてロマンスカーを予約できるというシステムでした。

予約していた16時過ぎのロマンスカーまで時間が会ったので、箱根湯本をゆっくり探索しお土産を買ったり遅い昼食を取ったり。以前入ったことある、そば処治兵衛に入りました。とにかく暑い日だったのでざるそばと蒲鉾を注文。蒲鉾は鈴廣の蒲鉾ですが6切れで900円といいお値段でしたwww

 

帰りのロマンスカーは何十回も乗降したことのある本厚木駅で停車。本厚木駅の電光掲示板を見ると「臨時各駅停車」と聞き慣れない列車種目が・・・臨時急行とか臨時特急ならたまに見かけるような気もするのですが。

本厚木駅を出発し、直ぐに理由が分かりました。相模川の川岸には沢山の屋台と浴衣を着た沢山の人達。

ネットで調べてルルと4年ぶりに「あつぎ鮎まつり」が開催されていたようです。

 

このロマンスカーで新宿に到着。楽しい箱根旅行も終わりました。